JR大阪駅北側の再開発プロジェクト「うめきた」の商業施設や企業と大学の研究拠点・ナレッジキャピタルなどで構成される「グランフロント大阪」が4月26日、街開きした。7haの土地に4棟のビルが立ち並んだ「グランフロント大阪」。商業面積は44,000㎡にも達し、266店の飲食店やファッション店が入居している。阪急、三越伊勢丹、大丸、阪神といった百貨店、ヨドバシカメラ、専門店のルクアに囲まれる場所に、新宿を上回る“超激戦地”が生まれた勘定だ。また、電車で30分のJR神戸駅南には、イオンモールが運営を担当する大型ショッピングゾーン「神戸ハーバーランドumie(うみえ)」が18日にオープンしており、関西の商業地図が塗り替わった。
JR大阪駅の北側に開業した「グランフロント大阪」は開発から取り残された「最後の一等地」と言われてきた。貨物ヤードが撤退し、再開発の1期工事がようやく完成した。スーパーなどは入っておらず、グレードの高い飲食店や内外のファッション専門店が軒を連ねている。賃料の高さがネックになって、オフィスの入居はまだ2割前後だが、北側のマンション棟は完売という。
近畿大学水産研究所が養殖した「近大マグロ」をその場で解体し味わえる店や植物工場を併設したサンドイッチ店もある。庶民的な味がウリの食い倒れの街・大阪にはなかった洗練された施設がどう評価されるか、見ものだ。
植栽や休憩スペースも多く取ってある。うめきたの各ビルはデッキで結ばれ、巡回バスも運行されてレンタサイクルのサービスも始まった。また、世界初の試みとして、スマホや大型のタッチパネルで、お好みの店を探し出せたり、お客の動向をつかむ最新鋭のMD「ソシオ制度」も運営を開始した。
一方、JR大阪駅から西へ30km離れた神戸駅南のウォーターフロント施設「umie」は18日にグランドオープン。こちらは20年の歴史があるが、阪神大震災で被災した上、主要なテナントのダイエーや阪急百貨店が撤退した苦い経験があり、イオンの運営に全てが託された格好だ。
「施設の上下、南北移動を便利にし、駐車場も利用しやすくするなど、基本的な部分を変えた。また、魅力的なテナントを多く集め、コト消費を充実させる」(岡崎双一・イオンモール社長)という。既存のイズミヤも集客に期待する。神戸と大阪の両商業施設は広域から集客するだけに、周辺スーパーなどの売上の伸び悩みが気になるところだ。
アークス 北海道・青森・岩手で各30%のシェア狙う
ローソン アサヒビール&サントリーとタイアップ限定商品を発売
オークワ 東海食品センターを10月に稼動予定
買上点数アップも客数伸び悩み、既存店売上は2.2%減
増収増益はイズミとフジ、イオン北海道の3社
ハワイ・アラモアナセンターのリサーチ報告第二弾
メーシーズとノードストローム百貨店の顧客視線のサービス
おいしさを基軸に上質廉価店を実現、便利さと楽しさを追求した高質SM
マックスバリュプライム マークイズ静岡店
デリカ・青果を差別化商品とし、来店目的のある品揃えを強化
フードマーケットカスミ匝瑳店
気温高により衣料・涼味商材が好調
チェーン協では13ヵ月ぶり既存店プラス
例年の焼酎展示会をボリュームアップ
「日常の食事から介護食まで」幅広い簡便性で訴求へ
「さけるチーズ」新工場が北海道大樹町に完成
〈アイスクリーム類、3年連続4,000億円マーケット突破〉
2012年4,200億円市場、ロッテアイスは「爽」シリーズなど強化
マルハニチロHDが水産物の欧州販売網を強化
オランダ水産物販売会社の子会社株式52.5%取得
経営者同士の気心と年齢が大切
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.