都心部のデパ地下の味をイオンの食品売場で提供する試みが、イオン東久留米店でスタートした。約100坪の常設コーナーの名称は「マイセレクトデリ」。100種類以上の惣菜やサラダ、デザートが100g・198円(オープンセールは158円)の均一価格で客が好きなだけ選べる仕組み。「都心まで足をのばさなくても、近隣でこだわりの惣菜を購入したい」という要望に応えた。和・洋・中華と様々な料理を揃え、「ちょっとした贅沢」を気軽に楽しんでもらうメニューを提案し、あらゆる客の食シーンに幅広く対応していく。
イオンの惣菜売場は進化を続けており、様々な実験的な試みをGMSで始めている。4月23日(火)にグランドオープンした「イオン東久留米店」の1階食品売場の一角には100g・198円均一の惣菜・サラダ・デザートの量り売りコーナー「マイセレクトデリ」1号店がオープン。全国にあるイオングループの店舗に先駆けて、主菜から副菜、サラダ、デザートなど合計100種類以上の惣菜をバイキング形式で提供する。
イオンが展開するGMSの食品売場の多くの店にはオリジン弁当の協力を受けた惣菜・サラダの量り売りコーナーが設けられており、100g・178円で提供している。一方、2012年11月9日にリニューアルオープンした都内板橋区の「イオン板橋店」では惣菜とデザートを一体化した惣菜売場「デリカワールド」の中に直営「サラダ&フルーツバー」を導入し、60種類のサラダや果物、トッピング類、ドレッシングを揃えて100g・178円で提供しているが、地域の客に好評となっている。こちらもイオングループのオリジン弁当のノウハウを取り入れたもの。
今回の「マイセレクトデリ」では、「イオン板橋店」の「サラダ&フルーツバー」(集中レジで精算)をさらに進化させている。セルフ形式で専用容器に商品を盛り付け、専用の計量器(2台)を置いて値札ラベルを発行し、容器に貼り付ける仕組みは同じ。だが、「マイセレクトデリ」には専用レジを3台隣接している。陳列方法は「サラダ&フルーツバー」では上部に透明の屋根を付けたオープン陳列だったが、「マイセレクトデリ」では全ての商品をリーチインで陳列して、衛生面に配慮している。
「マイセレクトデリ」の2号店は5月31日にグランドオープンする「イオン大阪ドームシティ店」、3号店は今下期にオープンする「イオン幕張新都心店」の予定。当面は3店で検証を重ねて、将来的には多店舗化も狙う。
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