三菱地所は現在も開発進行中の横浜みなとみらい21地区に大型商業施設「MARK IS みなとみらい」を開業した。施設内の海側は街のシンボルである70階建てのランドマークタワーが眺められるように上層階をテラスや屋外ガーデンにし、建物の天井や側面はガラス張りを多用している。ランドマークタワーは今年7月16日に開業20周年を迎えるが、その低層部分には商業施設「ランドマークプラザ」を三菱地所が運営。隣接する形で東急電鉄が1997年7月に開業した「クイーンズスクエア横浜」の商業ゾーンもあり、これらを合わせた形での相乗効果を期待している。
1993年7月16日、横浜みなとみらい21地区に開業した70階建てのランドマークタワーは地上297mの高さと当時、日本一の超高層ビルを誇っていた。だが、現在は2014年開業予定の「あべのハルカス」(300m)に抜かされ、建造物としては高さ634mの東京スカイツリーの半分にも満たない高さに。ただ、現在も商業・オフィスエリアとして開発が進行中の「みなとみらい21地区」のシンボルであることは間違いない。
三菱地所が開発したランドマークタワーの低層階には商業施設「ランドマークプラザ」が7万4,000㎡で展開し、2012年度の年商実績は200億円。隣接する形で東急電鉄が1997年7月に「クイーンズスクエア横浜」(商業部分は5万4,400㎡)を営業開始し、クイーンズイーストとクイーンズスクエア横浜アット!の2施設で展開している。
これに加わる形で、6月21日(金)に三菱地所が「マークイズみなとみらい」を開業した。地下4階・地上6階建てで、店舗面積4万3,000㎡。全189店のうち13店が新業態で、42店が県内初出店。館内には30ヵ所以上にベンチや椅子、ソファのあるシーティングスペースを設置。屋上には果樹園・菜園もある。年商目標は250億円で、みなとみらい周辺の既存商業施設と相互補完・連携を図りながら、街の新たな賑わいと憩いの拠点となる商業施設を目指す。
みなとみらい地区の59街区には、2015年夏に首都圏でディスカウントストアを展開しているオーケーが店舗を併設した形で本社を移転する計画がある。既に7,000㎡の土地を取得しており、建物は地下1階・地上9階建てで、延床面積4万㎡という。この他にも同エリアには次々と商業ビルやオフィスなどの開発計画があり、進化していく予定だ。年間を通して様々なイベントも繰り広げられており、観光地としても注目されている。昨年度の年間来街者数は前年比800万人増の6,700万人、就業者数は1.1万人増の8.9万人というデータがある。
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