今年に入ってから首都圏内の新店の中に、おかずを量り売りで提供するバイキングコーナーが増えてきている。ユーコープが5月29日にオープンした「ミア クチーナ湘南辻堂駅前店」では昼限定で、平日のランチバイキングとスープ・カレーバーを毎日実施。同じ日に高架下に開店した「クイーンズ伊勢丹武蔵境店」では、デリカのオープンキッチンを駅改札側に置き、右サイドでおかずを量り売りする。6月26日に出店した「ヤオコー東大和店」では惣菜ビュッフェを常設。大手では4月23日に開業した「イオンモール東久留米」でイオン直営の惣菜量り売りコーナー「マイセレクトデリ」を初導入している。
惣菜バイキングを常設している店やランチタイム及び夕方4時からの2時間だけ稼動しているスーパーが最近の新店の中に増えてきている。いずれも店内製造のパンやサンドイッチを提供するインストアベーカリーを店内に設置してイートインコーナーを設けている。店の中で食事や喫茶ができるスペースを配置していることが共通する。売場の中でフードコートの役割を担っていることがその特徴だ。
ユーコープが5月29日にオープンした「ミア クチーナ湘南辻堂駅前店」では6月26日から1g・1円で提供するランチバイキングをスタートし、現在は1日30~50パック販売して好調。来店客へのサービス的な色合いが強く、利益面の貢献は少ないが、他の総菜やスイーツとセットで購買する人が多いという。生協としては昨年10月25日にさいたまコープ(現コープみらい)が増床した「コープ春日部店」で夕方4時~6時までおかずバイキングを実施。
「ヤオコー東大和店」では常設の惣菜ビュッフェを展開しているが、ユーコープの新店と共通しているのは大皿バイキングで提供し、炊飯ジャーを近くに置いて選べる弁当を提案していること。この他にカレーやスープ、味噌汁などもセルフで提供し、従業員を1人配置している。おかずや弁当の関連販売としてスイーツの品揃えも充実している。ヤオコーでは東大和店の他に川越南古谷店や相模原鹿沼台店でも一日中おかずバイキングを実施しているが、川越的場店など10店では夕方4時からのバイキングを実施する。
4月23日、東京都東久留米市にオープンした「イオンモール東久留米」では100g・198円均一のイオン直営惣菜の量り売りコーナー「マイセレクトデリ」を初導入。約100坪の面積で展開し、リーチインケースに入れられたデリカやデザートをバイキングスタイルで提供する。好きなものを好きな分だけ、客が専用容器に盛り付け、専用計量器に載せて計量し、レジで精算する。惣菜バイキングは様々な食シーンに幅広く対応した新しいスタイルといえる。
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