ライフコーポレーションとヤオコーが共同開発したPB「star select(スターセレクト)」新発売の会見を9月2日、都内で実施し、両社長がPRした。トップバリュを展開するイオン、セブンプレミアムを持つセブン&アイの大手流通業と伍していくためにはライフとヤオコーとが力を合わせていくことがベストと判断し、昨年5月15日に両社は業務提携検討に関する覚書を締結。その後、災害時の相互支援や資材及び商品の共同調達を両社で協議しながら進めてきたが、1年4ヵ月経過して共通PBを発売開始した。
昨年5月15日にライフコーポレーションとヤオコーが業務提携を検討する覚書を締結した。内容は①商品の共同開発・調達②資材等の共同調達③災害時の相互支援④プロセスセンターの相互活用⑤人材の交流など。商品の共同開発・調達では、ヤオコーが中国から直輸入した殻付き落花生をライフでも独自ブランド「スマイルライフ」として今年1月末から取り扱い、中国産の真空パックうなぎも両社が共同調達して1月末に販売している。
今回新発売した両社共通PB「スターセレクト」のコンセプトは、「安全、安心、おいしさ、信頼の価格、お客様の笑顔」。ブランド展開色は、両社CIの共通色の暖色系から採って独自のオレンジ色を採用。今年2月にPBのネーミングを決め、同月に商標登録を申請し、7月に認可された。
第1弾は8月27日からロースハム使い切り4パック、ハーフベーコン使い切り4パックの2品(売価は各298円)で、9月4日には12ロールのリサイクルトイレットペーパーを発売。今後は輸入バナナ、カップ飲料、カップヌードル、コーヒーフィルター、冷凍野菜、缶酎ハイなどを予定し、年内に20~30アイテムの発売を見込む。同PBはメーカー名を併記している。両社共通売価で、販促のPOPや手法も同じ。惣菜や国産の生鮮食品については当面ブランド化の計画はない模様。
今年1月に両社の共同開発協議会を新設。当初は両社から本部長クラス8人、現在は計10人で毎月1回ペースで会議を実施。ライフ岩崎社長は「愚直に商品開発する姿勢を続けるヤオコーさんと共同開発することで企業として大変刺激を受けている」と語り、ヤオコー川野社長は「今ライフさんとは非常に良い距離感がとれ、お互いに馴れ合いにならないよう切磋琢磨している」と発言。両社にはそれぞれオリジナルブランドがあるが、今後はライフの「スマイルライフ」、ヤオコーが今年4月発売した「Yes!Yaoko」バリュー商品を、「スターセレクト」へ切り換えていく可能性も高い。
オークワ オークワ東海食品センター、10月20日から本格稼動
オール日本スーパーマーケット協会 7月からPOSデータ共有化
イオン 「トップバリュ」5,000品目の年内価格凍結を表明
昭和産業 元祖「天ぷら粉黄金」発売30周年で純金小判のプレキャン
中央化学 寿司容器などで新商品
生鮮カテゴリーキラーとSMゾーンを構成し、レジ業務は委託
京急ストア グロッサリーマーケットみなとみらい店
惣菜売場最新作「デリカワールド」エコと防災の「スマートイオン」
イオン大阪ドームシティ店
デリカ化をより進めた全面改装で尻上がりに売上を伸ばし2割増に
与野フードセンター フードガーデン宮原東口店
都心型SMの儲かる仕組みをいかに作れるかが求められています
RTD普及でさらに積極対応する月桂冠
森永乳業 新しいジャンルの商品を開発
外国産に挑戦 負けない商品づくり
国の借金1,000兆円突破
家庭用・冷食のカテゴリー売れ筋強化策(3)
日清フーズ、生パスタシリーズにラザニア、グラタンの焼きもの揃える
イオン、ダイエーとの(連結子会社)販売連動をテレビCMで強調
コトPOPよりクチPOP
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.