明治屋は8月28日~9月18日の僅か3週間のうちにグロサリーショップを4店出店。9月18日にオープンする髙島屋内の港南台ストアーで百貨店内のショップは15店の展開となり、それ以外の店と合わせると国内25店目となる。これまで百貨店内の明治屋は加工肉や乳製品、和日配などのデイリー品も取り扱うグロサリーショップだったが、9月5日に東急百貨店本店にオープンした渋谷山手ストアーでは明治屋初の試みとして、デリカコーナーを設置。対面でインストアの洋惣菜と加工肉、セルフでアウトパックの巻き寿司・いなり寿司、おにぎり、中華・和惣菜などを提供する。
明治屋は東京・京橋本社の外観はそのままの形に残して内部を最新式にするため、9月30日から東京・茅場町1丁目の平和ビル(5~8階)内に2年間限定で仮移転する。これに伴い本店機能として位置づけてきた本社ビル内の京橋ストアーは9月20日付で閉鎖。2年後に同じ店舗規模で再オープンする計画だ。
明治屋京橋ビルは1933年に竣工したルネサンス様式の建物で、2009年に東京都中央区の文化財に指定されている。このため今回のビル建て替えに伴って外観の形状は残したまま、内外装を一新する。隣接した敷地を含め全体を再開発し、高さ170mの最新式の高層ビル「京橋イーストビル」が3年後に開業する。
1885年に創業した明治屋は、食のパイオニアとして日本の食文化向上に取り組んできた。特に今年は百貨店内に積極的に出店しており、4月に岡山髙島屋の地下2階に岡山ストアー(売場56坪)をオープンし、5月には松坂屋名古屋店地下1階に名古屋栄大津通ストアー(25坪)を出店。8月下旬~9月中旬にかけては関東の髙島屋や東急百貨店内に4店を出店。今後は同社が以前、店舗展開していた札幌や新潟、神戸、福岡、首都圏の百貨店を中心に再出店を検討し、店舗拡大に意欲を見せている。
9月5日に東急百貨店本店にオープンしたグロサリーショップの渋谷山手ストアーでは明治屋初の試みとして、デリカコーナーを配置し、アウトパックの惣菜やオリジナルパンの他に、インストア加工の洋惣菜や加工肉を対面販売している。同店のデリカ売場が成功すれば、百貨店内の他のグロサリーショップにもデリカの取り扱いを検討したい模様だ。
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