神奈川と東京で48店のSMをチェーン展開する富士シティオは9月12日(木)、惣菜を強化した駅前型スーパーマーケットとして「Deli゚f(デリド)大塚駅店」をオープンした。同店は食料品を中心に品揃え。駅利用者を始めとして駅周辺の住民の共働き世帯や単身者、高齢者を対象とし、特に惣菜を充実させた。駅前立地として朝食ニーズも取り込む商品施策を推進し、毎日朝7時30分~10時まではモーニングサービスとしてセルフコーヒーを1杯100円(通常150円)、パンとセットの購入では1杯50円で提供する。
JR東日本グループで商業施設など駅ビルを管理・運営するアトレは9月12日(木)、駅前商業施設として「アトレヴィ大塚」(アトレヴィ業態としては7店目)をJR山手線・大塚駅前に開業した。物販・サービス、飲食テナント計39店が地下1階~地上4階(5階と6階はスポーツジム、5階の一部は保育園、7~12階はオフィス)までの5つのフロアで営業している。
新たに開発されたJR大塚南口ビル全体の延床面積は2万3,000㎡で、うち商業施設部分は5,900㎡、店舗面積は3,800㎡。大塚駅の1日の平均乗降人員はJR駅が10万4,000人、都電荒川線の駅側が9,000人。駅周辺には居住者も多く、近隣の単身者比率は6割。高齢者も非常に多い地域となっている。もともとエリア内に商業施設は少なく、アトレヴィ大塚の1日の来館者数は1万人を見込み、年商目標は45億円を目指している。
地下1階は「おかってWalk」をフロアコンセプトとし、富士シティオの惣菜強化型店舗「Deli゜f(デリド)大塚駅店」がオープンした。売場面積は約400㎡と小型SM。エスカレータを降りると惣菜や寿司、サンドイッチが展開され、続いて青果、和日配、鮮魚、精肉・加工肉、牛乳、乳製品、冷凍食品、アイスと長方形の売場の壁面に配置し、最終コーナーに集中レジを5台常設。レジの反対側にセルフコーヒースタンドとイートインコーナー(4席)を配置している。酒は2ヵ所に分散し、レジ前にワイン、エスカレータ脇にウイスキー、日本酒、焼酎、ビールを陳列する。
富士シティオが展開するSM48店のうち現在5店が駅前のデリド業態。1号店は2003年にJR東海道線・平塚駅南口のラスカ南館にオープンし、この他に市ヶ谷駅、武蔵小杉駅、勝どき駅前に展開している。今後、デリド業態は通行人数の多い都内の駅前に出店を模索する。
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