イトーヨーカ堂が10月2日に西武鉄道池袋線・石神井公園駅改札前にオープンした「食品館イトーヨーカドー石神井公園店」では、従来とは違う柔軟な取り組みを開始している。同社の課題の一つだった、味(価値)を客に伝達するための2つの販促ツールを売場に新規導入。一つは「フードナビ」と名付けた可動式の試食カウンターで、店内に3台備え、3ヵ所の売場に分けて試食提案することも、3台を1ヵ所に集めて展開することも可能。もう一つは手書きPOPを各陳列棚に掲示し、商品特徴を表現している。2つの販促ツールともパートの手で展開している。
イトーヨーカ堂はSMにとって最大の価値といえる、客に味を伝達する、2つの効果的な販促ツールを新店に導入した。10月2日に出店した「食品館イトーヨーカドー石神井公園店」では売場の陳列棚に数多くの手書きPOPを掲げて、客に商品特徴をアピールする。同時に可動式の試食カウンターを設置して、客がまだ知らない商品を味わってもらう仕組みを積極的に投入した。
石神井公園店の手書きPOPは、オープン前にプロのPOPライターのところに複数のパートを教育のために派遣させ、下手でもいいからとパート自らが考えた言葉と絵で商品特徴を表現している。例えば、「活あわび食べ比べセット(養殖)」(1パック3個入り・売価1,980円)では、「贅沢な食べ比べあわび アメリカ産→ステーキ、韓国産→バター炒め、南アフリカ産→柔らかい、お刺身がおすすめ」などとアワビの絵を入れた手書きPOPとしていた。
一方、「フードナビ」とネーミングした可動式の試食カウンターは店内に3台置き、3ヵ所に分散化することも、1ヵ所に集合して試食提案することも出来る。こちらも午後2時~5時までの手が空いているパートが客と会話しながら商品の味を知ってもらい、実践販売するという仕組みだ。
手書きPOP、「フードナビ」ともに、パートが主体的に関わった販促ツールを作成・運営していく。どちらもこれまでの同社にはない、従来の殻を打ち破った、柔軟で機動的な取り組みで、売場で客に一歩近づくことによって商品を買ってもらう戦略だ。
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