10月15日(火)に4店を同時オープンして国内1万店を突破したファミリーマート。コンビニ業界ではセブン‐イレブンが国内で1万5,000店を越えてトップに立ち、続いてローソンが国内のグループ計で1万1,000店超。ファミリーマートは業界3位に位置しているが、4位のサークルKサンクスは6,000店超と大きく引き離している。今年度、ファミリーマートはセブン‐イレブンと同じく大量1,500店を出店する計画がある。1万店を転換点として捉え、倍の2万店を目指しながら、将来は業界トップに立つ夢を持つ。
ファミリーマートは1973年9月に埼玉県狭山市に1号店を開店し、2006年には47都道府県への出店を果たす。1号店から40年後の10月15日、国内1万店に達した。現在、同社は1万店達成記念として計150種類の商品を割引く「ご愛顧感謝セール」やマグカッププレゼントキャンペーン、Tポイントの全額ポイントバックを抽選で10万人に実施する企画を実施している。
10月15日に1万店目としてオープンした中野中央五丁目店では駐車場で記念セレモニーを実施。挨拶に立った中山勇社長は「スーパーに負けない品揃えをするため商品開発に力を入れている。店のクオリティを高め、質の高い商品、専門店に負けない商品を揃えてきている」と発言。今後は「今までの常識に囚われない商品開発を、スピード感を重視して積極的に進める」と語る。記念セレモニーには新テレビCMに10月22日から登場している女優の萬田久子さんやサッカー女子日本代表監督の佐々木則夫氏がゲストで参加した。
中野中央五丁目店は日本通運の事業所跡地を開発。近隣でファミリーマートを18店経営している水野屋商店の今宮達三社長がオーナー。敷地面積267坪、売場面積45.7坪、駐車台数11台。店内にカウンター8席を持ったイートインコーナーを配置し、レジ近くにコーヒーカウンターも設置。
コンビニ業界はセブン-イレブン、ローソンが先行し、「残念ながら、まだ私たちは業界№1ではない」と中山社長。働く主婦やシニアを取り込む戦略を続けるコンビニ。スーパーマーケットやスイーツ・コーヒー・ハンバーガーなどの専門店から顧客を引っ張ってくる政策を推進する。
あえてハードルの高い新事業戦略を打ち出すローソン
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マルヤ 足利市の山口本店の事業を譲受
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いなげや下石神井店
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ウオロク要町店
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フードジャーナリスト 旭 利彦
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