セブン−イレブン・ジャパンは11月18日、都内ホテルで取引先など1,500名が参加して「創業40周年記念式典」を開催した。1973年11月にヨークセブンを設立後、40年を経て、国内で1万5,800店、世界で5万店を越える、世界最大のコンビニチェーンになった。「変化への対応こそがコンビニ業態の根幹」とする鈴木敏文セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長兼CEOのリーダーシップがこの偉業を成し遂げた。
「40年前、サウスランド社との提携には最後まで躊躇していた。事業として成功するかどうかもあったが、同じ商人として、フランチャイズ契約で加盟していただく商店の皆さんにそれまで自分が育ててきたのれんを捨てて、セブン‐イレブンの看板に付け替えてもらうことに大きな責任を感じていた。
どうにかいけそうだと思ったのは100店を越えた頃。今日セブン‐イレブンがあるのは一つは自分の看板を捨て、あるいは人生を変え、加盟してくださったオーナーさんたちが24時間365日日々精進してくださっているお陰。第2は創業時から陣頭指揮を取ってくれた鈴木会長をはじめ歴代の役員と社員の皆さんの頑張りのお陰。また、海のものとも山のものとも分からない創業期、ご協力頂いたメーカー、ベンダーの皆さんのお陰」 と、伊藤雅俊名誉会長は創業当時を振り返りながら謝辞を述べた。
セブン−イレブンは1973年、大店法が施行され、大型店と中小商店が対立していた時代に、中小小売店の生産性向上による活性化を図ることを理念に創業。以来、POS導入、窓口問屋制、共同配送などの流通革新を続け、さらには公共料金の収納代行、ATM銀行など社会インフラとしての革新も進めてきた。まさに社会の変化への対応の連続。「変化があることが我々にとって非常に幸いだった。老齢化、少子化などの変化がこの業態にとっては大変プラスになる。いろいろな業態がある中で我々にとって最も有利なのは変化(への対応能力があること)」と鈴木敏文会長は語る。
40周年を機にネット、店舗などあらゆるチャネルを連携させて顧客にアプローチする「オムニチャネルにセブン−イレブンが中心になってグループ全体で取り組んでいく。我々には、沢山店舗を持っている優位性がある」とネットとリアルの本格的な融合でさらなる変革に挑戦する。
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