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No.769-2013/12/16

スペインの小皿料理アヒージョがSMの新メニューに(フードスクエアカスミ川口前川店)

No.769号

  カスミは12月6日開店したフードスクエアカスミ川口前川店(埼玉県川口市)を皮切りにアヒージョの提案を全店の青果売場と鮮魚売場で開始した。アヒージョはオリーブオイルとにんにくでキノコ、魚介など煮込むスペイン料理。日本でも最近、バルと呼ばれるスペイン料理店が流行しており、そのメニューがSMにも浸透し始めている。


家庭料理に向く居酒屋メニュー


   カスミが全店で提案を始めた「アヒージョ」。最近、スーパーマーケットでよく見かけるようになった。


  WEBのウィキペディアによれば、アヒージョとはスペイン語で「にんにく風味」を表す言葉で、オリーブオイルとにんにくで煮込むスペインの小皿料理(タパス)の一種。居酒屋のバルでカスエラ(耐熱の陶器)で熱したオリーブオイルごと供されるとある。


  日本でもバルが流行っていて、そのメニューの一つからスーパーマーケット商材になったようだ。業界関係者の話ではこの夏ごろから新しいメニューとして取組み始める店が現れ始めたという。


  素材に海老、マッシュルーム、チキン、きのこ、牡蠣、砂肝、イワシ、タラなど幅広い生鮮商材を使いSMと相性が良いこと、さらに、煮込むだけと調理もし易いことなどから、「家庭で味わってもらい易い」と導入に踏み切る企業が増えている。


  カスミでも今回、全店での提案に踏み切った理由として「最近、ブームになっていることと、鮮魚と青果の買上点数のアップが期待されるから」と話している。


  たいらやでは10月に開店したプライムマートテクノ店(宇都宮市)の鮮魚売場で魚介を使ったピザなどと共に、アヒージョのレンジアップ商品を開発、店内製造して提供し始めている。


  同店でも「作り易いメニューとして取り入れた」と言い、チーズフォンデュなどと共にバルメニューとして訴求している。商圏に若い世代が多いせいか、土日は人気でレンジアップ品で1日30~40個、ピザで50個近く売れている。川田店(同)でも展開していて、こちらはそれより動きが良いそうだ。


  同社では、クリスマスにかけて売り込みをかけ、冬メニューとして定番化を図る考え。

  居酒屋発のSMメニューとして定着するか注目される。


今週の目次




新 激戦地 ストアシーイングMAP 1

ひばりが丘地区 東京都|西東京市・東久留米市 埼玉県|新座市


今週の業界トピックス

セブン&アイ イトーヨーカ堂、天満屋ストアと資本提携
CGCグループ 西條商事が新規加盟、226社に


今週の開店情報


<見事な売場のシズル感> 京北スーパー・下西 琢也氏に聞く

創業50年 全国の美味い物を売る店
強力なMDで店全体にこだわり商品


流れは本物か 五味商店社長 寺谷健治氏に聞く

こだわり普及活動14年の成果表れる
県が地方物産の首都圏拡販に積極的


激動の流通革命変遷史・5 小澤信夫

大衆消費社会実現のために、流通革命は今から始まる
 スーパーマーケット成長の戦時期から成熟期まで


SJ改装店・新店レポート

人口稠密商圏立地のGMS改装モデル、中食を拡大しワイン食を提案
 ダイエー東大島店
南下政策の旗艦店として、オシャレな商品を展開
 ヤオコー平塚宮松町店


新・MDを考える 国分食品統括部 鉄林康司氏に聞く

重要なパレット型・MDとタイム・MD
時代の要請か「卸」が機能発揮へ動く


新流通時代に対応する商品戦略 こだわり注目メーカー

小川珈琲 京都流の本格派。「おいしいコーヒー」を追求


企業動向

ネスレ日本、和・伊・仏の著名料理人を新CMに起用


SJ食品衛生・最新リポート(6)

食品衛生業界、この1年を振り返る
 カンピロ、ノロ。大流行はなかったが、かかった人は「二度とごめん!」と


食品マーケティング 食品界、製・販ニュースダイジェスト

*アクリフーズ群馬工場の冷凍グラタン・ラインに自然冷媒導入
*サントリーフーズ「胡麻麦茶」が前期比105%の推移
*イオングループ、首都圏での小型SMの強化策は


今週の大店立地法公示速報


交差点

CVSとSMの融合増えそう



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