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No.771-2014/01/06

最新の取り組みを集結したイオンの旗艦店。幕張新都心に登場

No.771号

  イオンは昨年12月20日に旗艦店として「イオンモール幕張新都心」を開業した。施設内にはお笑いや東映のヒーロー、仕事体験といった様々な体験型のエンターテイメント施設を備え、近くにある幕張メッセで開催されている期間限定のイベントと連動した取り組みも実施している。同じ千葉県にある「ららぽーと東京ベイやイクスピアリとも連携しながら、お台場や横浜みなとみらい21、ラゾーナ川崎プラザとった幕張新都心の反対側にある商業施設から、来店客の何割かを千葉県湾岸の方へと呼び込んでいけたら…」とイオンモール岡崎双一社長。核店舗のイオン幕張新都心店ではモノ・コト・デジタルをコラボしたチャレンジもスタートした。新時代の幕開けにふさわしい店と言える。


デジタルを駆使した展開


  イオンが昨年12月20日に開業した「イオンモール幕張新都心」は4つの建物で構成され、それぞれが通路で繋がっている。端から端までは約1.5㎞あり、最短距離を歩くだけで約20分かかる。1日で全部の店を回ってショッピングすることは容易ではない。加えて施設内にはシネコンの他、吉本芸人のライブが行われる劇場、子どもの仕事体験や煎餅の製造体験の施設、巨大なペットショップ、フットサルコートや室内テニスコート、自転車の試乗コーナーなどがあり、アミューズメント施設としても充実。また、イベントスペースもモール内には幾つもあり、様々な催し物が実施されていく。当然ながら館内に滞在する客の時間は長くなるはず。


  巨大なモールというだけではない、様々な新しい取り組みにもチャレンジしている。単なる物販店というだけではモノは売れない時代。商品を試してみたり、使い方を教えてもらったり、という客にためになるコトをサービスすることで、新たなニーズを生み出す。そのための一つのツールとしてリアルとバーチャルを融合した試みをイオンリカーのワイン売場やホームファッション、ベビー・子供服売場などでは実施。従来の枠を遥かに超えた全く新しい世界へと突き進むことで、リアル店の限界を越える取り組みだ。


  楽しみながら「食する」とか「生活を楽しむ」という、コトを実現するためのショッピングモール。スポーツやペット、読書、手芸、料理などあらゆる趣味に対応した空間を創出する。それぞれの専門的な売場にはプロの指導員を配置し、客に商品知識以外のアドバイスも送る。


  イオン幕張新都心店からイオンのオムニチャネルがスタートした。特に「タッチ・ゲット」サービスは多様な端末から商品が注文でき、指定した自宅や店舗で受け取れる仕組み。同店を皮切りにシステムや物流のグループ機能を活用し、GMS約500店に順次展開していく。2016年度までにはマックスバリュを始めとしたSM約1,100店、ミニストップやまいばすけっとなど約2,500店で導入する計画だ(イオン幕張新都心店の新店レポートは今号の11~15頁に掲載)。


今週の目次




2014年 小売団体・食品業界トップの年頭メッセージ

日本チェーンストア協会 会長 清水 信次 氏
日清製粉グループ本社代表取締役社長 大枝 宏之 氏
昭和産業 代表取締役社長 岡田 茂 氏


今週の開店情報


新春トップインタビュー

今年は売上でフォローの風だが、コストも上昇
 ヤオコー代表取締役社長 川野 澄人 氏
大型店とデリカでトップライン上げる
 マルエツ代表取締役社長 上田 真 氏


SJ新店レポート

体感型の次世代ショッピングモール誕生、幕張メッセと連動したイベントを推進する
 イオン幕張新都心店(イオンモール幕張新都心)
アリオ初のハイブリッドモールで、開放感のあるショッピングゾーンを形成
 イトーヨーカドー市原店


食品スーパー2013年9月期本決算

電気料金アップなどコスト増で利益厳しく
 マミーマート/マルキョウ/PLANT/ダイイチ


チェーンストア・コンビニの11月度販売概況

SMは先月に引き続き全体的に好調
 マルエツが既存店伸び率105.4%とトップ


<こだわり>はニーズ 2014前進の道

SMに必要なこだわりコーナー設置
上質化の流れに乗るのは「今でしょ」


激動の流通革命変遷史・6 小澤信夫

大衆消費社会実現のために、流通革命は今から始まる
 小売業の業種・業態論


食品マーケティング

市販用、冷食マーケットはシニア層の需要増で安定化
 食卓向けは麺類・米飯メニュー好調
 *味の素、北米冷凍麺事業に東洋水産が技術面で参画
 *マルハニチロ食品がイオンモール(福岡)・キッズフェスティバルに協賛


今週の大店立地法公示速報


交差点

盲信は自らなくせ



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