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No.784-2014/04/14

地方のSMチェーンが首都圏に続々と居抜き出店

No.784号

  茨城県中心にチェーン展開しているカスミが4月1日(火)に都内に初出店した。カスミの新店は、墨田区の既存SC内への居抜き(東急ストア撤退跡)だが、カスミ以外にも地方でSMをチェーン展開している企業が最近、続々と首都圏にオープンしてきている。注目は、九州の福岡県を地盤として店舗展開しているフードウェイ(今年3月にハイマートから社名変更)。同社は2013年11月に新横浜プリンスぺぺ店を居抜き出店(成城 石井撤退跡)しているが、首都圏では千葉県船橋市のSCビビッド南船橋内にも食物販店を営業し、今年3~4月には静岡県内の既存SCから撤退した「つるかめ」跡に2店を居抜き出店。4月14日には横浜市内に事務所も構え、今後も首都圏中心に積極的な展開が予想される。


既存SC内で入れ替わるSM


  4月1日(火)、東京墨田区の錦糸公園の桜が満開を迎え、多くの花見客で賑わったが、その隣で開業8周年を迎えた商業施設オリナスでは地下1階の食品フロアをリニューアルオープンして「オリチカ」という新名称で再スタートを切った。地下食品フロアはかつて東急ストアが直営と食物販テナントで営業していたが、今年1月11日で撤退。新たにカスミが都内初出店を果たした。


  カスミ以外にも地方のSM企業が首都圏に進出してきている。もともとは精肉専門店からスタートした九州・福岡県のフードウェイ(旧ハイマート)も、2013年11月8日に神奈川県横浜市に「フードウェイ新横浜プリンスぺぺ店」を出店。商業施設の地下1階に精肉や惣菜、グロサリー、デイリー品を自営展開し、青果はころくや、鮮魚は山助がコンセで出店。かつては成城石井が営業していた場所だが、成城石井は地上1階に売場を縮小して移動している。フードウェイはビビッド南船橋にも食物販店を営業している他、静岡県内の既存SCに3店展開し、今年3月28日、4月2日と建て続けに「つるかめ」撤退跡に居抜き出店した。


  フードウェイと同じく精肉専門店からスタートしたSM企業として神奈川県藤沢市に本部のあるロピア(旧ユータカラヤ)が知られており、2013年11月22日に改装開業した三井ショッピングパークららぽーと東京ベイ西館1階(以前は京成ストアが営業)に出店している。同社は神奈川と東京、千葉で現在、SM24店、精肉専門店2店を展開しているが、4年後の2018年には年商1,000億円を目指している。


  居抜き出店に力を入れている企業としては、この他にも「北野エース」を展開するエースや「Tマート」を展開しているタジマヤ、ワイズマートなども首都圏の駅前商業ビルや地方の百貨店内へ積極的に店舗網を拡げている。いずれにしても今年は首都圏を中心にして全国的に既存SC内への居抜きが増えそうだ。


今週の目次




流通羅針盤

都市小型店へ参入するSM各社、フォーマットの確立を急ぐ


今週の業界トピックス

ダイエー 前期決算で6期連続赤字、今期は520億円の大型投資で活性化
サンリブ ドラッグ、DSとの戦いに勝ち抜くため生鮮強化をテナントとともに進める
ファミリーマート 品揃え幅を拡大し、新たに継ぎ足しゴンドラを1万店に導入
コカ・コーラ 注目のコーヒー専門店監修のもと完成


2014年度開店・改装予定店舗(1)


今週の開店情報


ハマさんのコーヒーブレーク・114 コラムニスト 浜本經道

アベノミクスは国を危うくする


SJ新店レポート

都内にカスミ初出店。商業施設の地下フロアの居抜き、都心店のノウハウを既存店に水平展開
 フードスクエアカスミオリナス錦糸町店
旧横浜プリンスホテル跡地に開発された高級ニュータウンに立地
 マルエツ磯子店
既存SC内のSM撤退跡で営業開始、1階は生鮮中心のSM、2階はHC
 スーパーバリュー品川八潮店


森永乳業の新商品 チーズケーキ・アイス・ミルク

クラフト「小さなチーズケーキ」好調


<水出しアロマ麦茶> 日本緑茶センターが発売

懐かしいけど新しい甘い香りの麦茶


企業動向

ヤマサ、新機軸のフルーツぽんず新発売し、ニッチ市場狙う


今週の大店立地法公示速報


交差点

店長は「売場に入れ!!」



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