ライフコーポレーションが展開する都市型店舗では、売場の演出方法を工夫し、客の購買意欲を促進する取り組みを強化し始めている。7月9日にオープンした「ライフ錦糸町駅前店」では、ガラス張りのナチュラルチーズカットコーナーを売場に設けて対面形式でチーズを試食販売する「チーズハウス」を初導入、お薦めのワインコーナーも併設する。一方、青果売場にはオープン形式の果物のカット場を設け、その前の冷ケースでカットフルーツを陳列するコーナーも同社初登場させた。同店ではこの他にも鮮魚やインストアベーカリーなどで調理作業している光景が売場から見えるようにしている。
実演販売などで買物が楽しめる売場づくりを進めているのがライフコーポレーション。今年3月15日に改装オープンした東京都練馬区の「ライフ平和台店」では、惣菜とインストアベーカリーの売場中央に対面厨房を設置すると同時にデリカ売場を以前の2倍に拡大し、中食の強化を図った。
次いで6月28日に改装オープンした東京都荒川区の「ライフ南千住店」では惣菜売場に均一価格で量り売りする「ビュッフェコーナー」を新設し、「選ぶ楽しさ、その場で食べる楽しさ」をテーマに新しい食シーンを提案した。改装した平和台店で初導入し、南千住店にも新設した直営インストアベーカリー「小麦の郷」内の電気ピザ釜で焼いたナポリタイプのピザを提供開始したが、7月9日オープンの「ライフ錦糸町駅前店」にも配置。手作りサンドイッチやベーグル、ライブレッドと同様、ピザは好調な売上を維持している。
「ライフ錦糸町駅前店」では、「小麦の郷」の隣に「チーズハウス」を同社初導入した。ガラス張りのナチュラルチーズのカット場を常設し、ライフの女性トレーナーが2名常駐して、対面で試食販売も実施。お薦めワインコーナーも併設して、チーズと合うワインも提案する。また、青果売場にはカットフルーツコーナーを同社初登場させ、シースルーで果実のカット作業場を常設する。
今年2月16日に閉鎖した「クイーンズ伊勢丹錦糸町店」跡に居抜き出店したのが今回の「ライフ錦糸町駅前店」。かつては「そごう錦糸町店」だったが、その後、三井不動産が管理・運営する駅前複合商業施設「アルカキット錦糸町」となり、ライフは地下1階で営業開始。以前のクイーンズ伊勢丹の客も取り込みながら、上質品から安い商品まで価格幅を広げて、様々な客層をターゲットとする。付近には単身者や2人世帯が多く、中食・簡便、少量商品を強化。来年の出店が計画されている首都圏の旗艦店となる「ライフ押上店」(京成電鉄本社跡地の東京スカイツリー近くの商業ビル内)への布石となる実験的な取り組みを進めている。
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