スーパーもコンビニも店内にコーヒーマシンを常設しイートインコーナーを配置するところが急増。売場で寛げる場所が求められている。元々イートインコーナーを併設してきたミニストップでは、従来のコンビニとは異なる新業態店を開発、年内に5店を出店して検証するという。
ミニストップは9月29日(月)、従来のコンビニとはコンセプトが異なる新業態「cisca(シスカ)」1号店を東京都中央区日本橋本町3丁目のビル1階にオープンした。20~40代女性をメインターゲットとし、女性が楽しめる店舗を展開。開発から企画までミニストップの女性社員が中心となって行う。「気軽に健康的な食事を楽しみたい」。多くの女性が持つニーズに応えた品揃えを進める。
「cisca(シスカ)」はcity small cafeの頭文字からつけた造語。カフェとデリカに加え、ワインを中心とした酒、おつまみ、輸入菓子など、こだわりの食品を扱うグロサリーショップを融合した同社の新業態。「できたて」「健康感」「つながり」をコンセプトとした。
日本橋本町店では、ドリップ抽出とエスプレッソ抽出のコーヒー(R150円、L200円)の他、ミルク系飲料や紅茶もラインナップ。コーヒーだけで1日300杯の提供を目指す。さらに、野菜や果物の果汁だけで店内製造した3種類のスムージー(300円)を販売し、野菜や魚介類をベースにしたスープとして具だくさんクラムチャウダー(300円)を提供。アウトパックのデリカは、発芽玄米を使用したおにぎりやチルド弁当、野菜をメインにしたサンドイッチやサラダを品揃え。油を使わないカロリー控え目のドーナツも提供する。取扱品目数は酒約200アイテムを含め約1,200アイテム。
店舗面積32坪、売場面積26坪の小型店だが、店内に計17席のカウンターとテーブル席があり、売場の商品が飲食できる。朝と昼はコーヒーと軽食、夜は酒とつまみが楽しめる。営業時間は平日7時~22時、土曜7時~17時まで。日曜祝日及び正月3日間は休みとなる。今回の開発に当たって、コンビニの延長線上ではなく、「女性客が望むものは何か」をゼロベースから考えた。結果、カフェとヘルシーなデリカを機軸としたグロサリー専門店となった。年内に5店出店して検証を重ね、成功事例があればミニストップの既存店にも水平展開する予定。
イオン ダイエーを完全子会社化、首都圏、京阪神の食品に特化
ローソン 成城石井を買収、高質スーパー事業に進出
イオン 2015年の新作おせちを発表
関西スーパーマーケット 新社長に福谷耕治常務取締役営業本部長が昇格
ポプラ 棚割パターンを人口構造に合わせ3分化
ローソン ポプラと10月1日に資本業務提携に合意
大型バスターミナルを備え市内中心部からの集客を図るRSC
イオンモール名古屋茶屋
野菜をメインにしたヘルシーサポートコーナーを初導入
ヤオコーユニモちはら台店
都内のオフィスと住宅の混在地で、インストアコーヒーも提供
成城石井小伝馬町店
異業種とのコラボとブランド確立で
共創による商品・サービスの創造へ
大衆消費社会実現のために、流通革命は今から始まる
日本の小売業・スーパーマーケット発展の歴史
不二製油、独自製法特許のプレミアム豆乳事業を強化
AGF社、2014年歳暮ギフトを若年層とシニアに重点
日東ベスト「惣菜」向け豚肉メニューに山形・三元豚の活用
下期、SM惣菜向け調理冷食は15品種
フジッコ、チルド帯の「おかず畑」シリーズに新商品4品目
缶詰の新たなトレンド
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.