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No.808-2014/10/13

楽天が百貨店、コンビニでポイントを使えるサービス開始

No.808号

  楽天は「Rポイントカード」を発行して、ネットショッピングで貯めたポイントをリアル店舗でも利用できる共通ポイントサービスを10月1日より開始した。スタート時は大丸・松坂屋、サークルKサンクス、ミスタードーナツなど12社・約1万2,600店が加盟店となる。


「Tポイント」、「Ponta」との競争激化


  楽天が10月1日、ネットで貯めたポイントをリアル店舗でも使えるサービスを始めたことで、先行して共通ポイントを提供するTポイントやPontaとの顧客囲い込み競争がますます激しくなり、加盟企業の争奪戦にも拍車がかかる。1997年に楽天市場がスタートし、現在、楽天スーパーポイントの会員が約9,400万人に達している。これからはリアル店舗の加盟店12社・約1万2,600店でもポイントが貯められて、使えるようになる。


  世の中にはビットコイン、エディ・スイカといった電子マネー、そして企業のポイントという3つの形態があるが、今回のRポイントカードの加盟店戦略は新しい形のものになる。楽天では単純にポイントを貯めるだけではなく、顧客にはより意味のある提案を、加盟店へは利益につながるサービスを提供していく方針。楽天の三木谷浩史会長兼社長は「楽天市場を立ち上げたのと同じくらいの興奮を覚えており、まさしく日本初のネットポイントを絡めたマーケットサービスが出発しようとしている。購買ビッグデータを使った新しいマーケティング革命が起こると確信する」と意気込んだ。


  TポイントやPontaとの違いとして、まず①9,400万人の楽天会員をベースにしている、②買えない物がない楽天市場のポイントがリアルでも使える、③オープンなプラットホームを作っていくために1業種1社という制約をなくし、加盟企業をより広範に拡げることが出来る、ところを挙げている。Rポイントカードに加盟し、各社独自のカードを併用することも可能で、一種の共通ネットワークに入っている形になる。今後はここで蓄積されたデータをベースにMDや価格戦略などがプランニングできるようになり、単純な会員獲得のツールに付加した機能が備わっている。ネットのポイント流通額1,000億円と見られている最強の楽天スーパーポイントカードがこのようなサービスを始めるということで、周辺に大きな影響が出ることは必至だ。


今週の目次




流通羅針盤

イオン、中長期的改革でGMS・SMを5業態に事業再編


今週の業界トピックス

セブン&アイHD 中間決算、コンビニ、金融好調で過去最高益の1,672億円
イオン 中間決算、金融事業好調も、GMS、SMが不振
セブン-イレブン・ジャパン 好調のチルド商品、セブンカフェなどをさらに強化


今週の開店情報


2014年度下期新店・改装予定店舗(1)


SJ新店・改装店レポート

料理教室行うスペース新設し、コンセで食の専門店を4店導入
 フードスクエアカスミ学園店
1階はデリカとパン、酒・飲料、2階に生鮮を配置した2層の売場
 マルエツ代々木上原店
ドラッグ機能を併設した売場400坪の郊外型SM
 ベイシアマートつきのわ店


イタリアの有力ビスケット 国分 菓子部門で新戦略展開

菓子をバランス食品に!朝食の革新


こだわりのプリン&ゼリー 森永乳業 秋のデザート戦略

コーヒーとの相性追求した「プリン」


ハマさんのコーヒーブレーク・120 コラムニスト 浜本經道

大きくなるのは危険


食品マーケティング

水産庁と全漁連で連動する‘魚’需要促進デモ
 *ファストフィッシュ(水産庁)&プライドフィッシュ(全漁連)
 *市販向け魚の需要拡大は丸魚からより即食型(切り身・調理済みパック)


今週の大店立地法公示速報


交差点

スマホ拡大に見える新たな販促



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