セルコチェーンの新しい研修施設『セルコクリエイティブセンター』が稼働開始している。57坪と大きなワンフロアのトレーニングルームが特長の一つで全部門の研修が可能。企業内の人材育成の重要性が増す中で、大きな武器となる施設が生まれた。
協同組合セルコチェーンの新研修センター「セルコクリエイティブセンター」が4月より業務を開始した。セルコクリエイティブセンターは生鮮3品と惣菜などの実技研修を行うトレーニングルームとレジ接客、座学、会議などを行うレジ・セミナールームからなる。このセンターの大きな特長は実技研修スペースが約57坪と広く、4チーム16名を基本に全員が一斉に作業ができること。
通常の研修センターでは鮮魚や精肉、青果、惣菜などと部門ごとに分かれて研修室が設置されているため、それぞれの部屋はどうしても狭くなり、多人数での研修は難しい。その点でセルコクリエイティブセンターではフロアを区切らず、一部屋の共有スペースで研修を行う。
シンク・作業台を4セット置き、日別で部門を交替できる仕組みだ。ミートスライサーやフライヤー、コンベクション、包装機など各部門で必要な道具は完備している。座学や講義を行う研修ルームも別棟にある。モニターや、レジなどを設置しており、パワーポイントや写真画像を基にした講義や、チェックアウトの訓練なども行うことができる。
場所は東京都国立市富士見台で、JR南武線矢川駅から徒歩約3分。研修以外にも厨房設備が完備されているので、刺身の盛り合わせやカットフルーツ、惣菜の新商品など部門担当者などが集まり試作を行うこともできる。自店の厨房などでは営業中または閉店後など時間的な問題もあり難しい。研修や試作づくりにはこういった設備は最適と言える。
現在はセルコグループの研修施設としての使用が主となっているが、グループ加盟企業以外の使用も公開されている。
セブン-イレブン・ジャパン セブンカフェに「アイスカフェラテ」が登場
生活協同組合コープみらい 新理事長に初の女性・新井ちとせ氏が就任
オーシャンシステム チャレンジャーの荒利改善でSMは増収増益
ミニストップ 商品開発の権限を地区に委譲、地域対応を強化
大塚食品 夏カレーの新たな食べ方を提案
私鉄3線に囲まれた山の手の住宅地
30~40歳代が多く、所得層の高い世田谷・深沢
「生鮮、惣菜、ピザ厨房をオープン化。接客するスーパー」をコンセプトに
クイーンズ伊勢丹笹塚店
旧店から移転、駅前の新設SCに入居、GMSタイプの新たなモデルに
トキハインダストリー 日出町店
奥深い「レトルト食品」開発の先駆者
ボンカレー 今度は食べ方の新提案
注目のスーパーフード6社が競演
AGF、2020年には売上高目標を国内1,900億円、海外830億円へ
<食品界、話題を追って>
*味の素、全米で冷食・ラーメンの発売へ
〈東洋水産(20%出資)と合弁で新・製造企業設立〉
*マ・マーマカロニの神戸冷食工場が7月竣工
*東洋水産、AR機能付のカップラーメン発売へ
(コラボのウルトラ食堂・醤油&豚骨)
筑波乳業[アーモンドミルク10] 欧米のヒットアイテムをいち早く国産化
フードジャーナリスト 旭 利彦
大容量もそれぞれにニーズあり?
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.