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No.845-2015/07/20

セブン-イレブン、訪日客向け免税対応サービスを7月中に1,000店に拡大

No.845号

  今後のセブン-イレブン免税対応サービスの展開は、まず1,000店舗を稼動させ、想定する実績に届くようであれば年度内に全国約3,000店に拡大する意向だ。実験店のインバウンド平均日販は7万円(売上構成比10%)。今回のシステム更新でどの国の顧客が“何を”買ったかを把握できる。


精算時間は3分の1に短縮


  セブン-イレブン・ジャパンは各地域の顧客のニーズや社会環境変化に対応して、新しい商品、サービスを開発し続けている。こうした中で新たな需要が拡大しており、その1つが昨年12月に開始したインバウンド対応の免税サービスだ。免税販売というと百貨店などの大型店をイメージするが、セブン-イレブンは24時間営業や海外のクレジットカード、デビットカードが使えるATMが全店に配備されており、更に訪日客のニーズの高い無料Wi-Fi体制も整っている。従って、訪日客からは便利な店としての評価が高まると、大いに期待している。


  昨年12月より実施している免税販売(化粧品、菓子など)が高い評価を受けており、同社では潜在ニーズの高さを実感している。今後も色んなメーカーと協力しながら、ジャパンクオリティをアピールできる商品開発を進める方針だ。


  免税販売開始当初は顧客1人の精算に15分の時間を要した。システム関係者の努力もあり、半年を経過した今日、3分の1以下の時間で精算が可能となった。これを機に、免税販売の拠点を一気に1,000店舗に拡大する。拠点の選定基準は①近くにホテルがある。②観光地が近くにある。③交通の要所にある店舗で、この条件を満たした中から選定した。


  「今後も通訳サービス、2次元バーコードを使って商品情報を多言語で紹介するサービスなどを早急に開発し、訪日外国人の利便性の向上と加盟店のスムーズな接客を可能にする」(セブン-イレブン井阪隆一社長)方針を明らかにし、新しい消費の流れにしっかり対応する考えだ。


  政府は7月5日に「観光立国実現のためのアクションプログラム2015」を閣僚会議でまとめた。この中で強調されているのが、1つは訪日客が年間2,000万人になった時の受け入れ環境の整備だ。もう1つは訪日客が全国津々浦々に行き来できるようにすることだ。


今週の目次




流通羅針盤

軽減税率導入。低所得世帯は恩恵少なし、事業者は負担増


今週の業界トピックス

ローソン 健康関連商品の売上で今年度倍増の2,000億円目指す
ハローズ 2年前からの新店9店が寄与し増収増益


今週の開店情報


SJ新店レポート

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 ヨークマート久里浜店


売場活性化の道標 7月29日五味商店「こだわり商品展示会」

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普及活動16年 食品の上質化を牽引


ヨーグルトと贅沢倶楽部 森永乳業が新商品

「ヨーグルトサプリ」は第3弾発売


青果売場・精肉売場向け モランボンが新商品2品

「巻かないロールキャベツ」ソース


企業動向

国内初、「恵ガセリ菌SP株ヨーグルト」機能性食品表示を獲得
雪印メグ、秋季新商品発表会で市乳29品、乳食品7品が登場


食品マーケティング

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 ~マ・マーマカロニ神戸工場を増改築~
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 *450gは中途半端、外食の1人前に合わせる


激動の流通革命変遷史・41 小澤信夫

大衆消費社会実現のために、流通革命は今から始まる
 日本の小売業・スーパーマーケット発展の歴史


今週の大店立地法公示速報


交差点

スマホで買物行動を決定



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