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No.860-2015/11/09

エブリイが「純国産グループおせち」を完成、しかもビックリ価格で

No.860号

  中国地方の元気なスーパー「エブリイ」が「グループおせち」を完成させた。「おせち」の取り組みは3年目だが、今年のテーマ「格別のおせち」を何が何でも成功させるため、外食などグループ各社のスペシャリストが「おせちプロジェクトチーム」を結成。「オリジナル国産おせちじゃ!」――全ては太田洋進チームリーダー(ヨシケイ福山・執行役員商品部長、手前左)の一言で始まった。


車海老10尾つけるゾ!


  「純国産のおせち」を目指すため、プロジェクトのメンバーらは、選りすぐりの素材を探すため全国各地を飛び回り、見付けた素材を生かす調理方法や味付けを研究した。 ◇…瀬戸内海で育った天然の真鯛、境港産・天然本マグロの角煮、それに国産のとこぶし。国産黒毛和牛の香味焼き、希少な皮付き豚バラ肉の角煮、鶏肉は吉備高原鶏、縁起物の伊勢海老も欠かせない。


  これだけの材料を集めて、ついに出来上がったおせちの試作品だったが、さらに極限のこだわりがあった。その答えは「国産の車海老10尾を追加する」というもの。2~3月から準備を重ねた「純国産グループおせち」が、ついに完成した。


  「採算は度外視でも良い、お客様に喜んでもらえるものを」とのトップの声もあって、2段セット(3~4人用)13,500円、3段セット(4~5人前)20,000円(いずれも税抜き)と、ビックリ価格で提供できるようになった。


  エブリイは独自企画以外に、グループの一員となった岡山の有名料亭の「はむらおせち 3段セット」(30,000円、同)も扱う。「でも、8割以上は自社で」(太田プロジェクト長)と意欲を見せる。自社企画の2段は1,200、3段は2,400セット、トータルの売上目標は、昨年の3倍の1億円を目指す。


  「おせち市場」は600億円規模に達するといわれ、マーケットは拡大している。同時に、コンビニや他業種からの参入もあって、競合も激化している。


  店舗で注文するだけが販売ルートではないのが、ネット時代の商売だ。「これからウチも、おせちに参入しよう」と思っている向きは、試しに注文してみるのも手だ。「エブリイホーミイおせちショップ」で検索すると、ショップサイトに飛ぶ。


今週の目次




流通羅針盤

年次統計調査から見えてくるSM企業の経営実態とは


SJ中間決算レポート(SM篇)

既存店売上が好調で、5割以上の企業が増収増益
 客数は伸び悩むが、一品単価の上昇で客単価が伸びる


SJ新店レポート

スケルトン天井で開放感出す。こだわり、価格、簡便を売場で明確化
 フレッセイ榛東新井店
トンネルを抜けるとSMがあった、駐車場ビルを建て、そこに出店
 スーパーマルハチ 箕谷店
地域商品を強化した地元密着店、ドミナント形成する自社店舗と差別化
 フードマーケットカスミ千波店


チーズフェスタ2015 チーズ普及協と輸入チーズ協主催のイベント

恒例のフェスタ、元プロサッカー前園氏参加


今週の開店情報


企業動向

キリンビバ、「生茶」シリーズで付加価値を追求、清涼飲料が絶好調


新しい店&商品づくり やさしく考えるSJ講座

こだわり・地産外商はSMの反省・意識改革で前進


食品マーケティング

日清フーズ、家庭用冷食「生パスタ」の浸透策
 *今期の「生パスタ」メニュー強化策でリピーター拡大へ
マルハニチロ、の年末新戦略推進
 *アクリブランドのピザなどパーティー向けに販促


今週の大店立地法公示速報


交差点

図書館と書店の融合



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