「2016年はスマートロボ元年」とソフトバンクは掲げる。既に先進的な企業で人型ロボ「ペッパー」は活躍し、人材不足に悩む小売業の救世主として期待される。同社・宮内謙社長は「接客データの見える化にぜひ注目して欲しい」と語る。ロボットの目で客の属性を認識し会話できるため、接客対応に適している。
様々な小売店で人型ロボットを見かけるようになってきた。「ペッパー」と呼ばれる「Pepper for Biz」はイオンモール幕張新都心で昨年12月に5台導入され、客との新たな接点を創出するためのコンシェルジュとして実験を行っている。一方、ヤマダ電機が東京駅前に昨年10月末オープンした新業態店「コンセプト ラビ東京」にも6台導入し、日本語以外に英語や中国語でフロア案内してインバウンドの訪日客に対応する。「ペッパー」導入企業はイオンやヤマダ電機の他、ユニバース、ロフト、パルコ、コープネット、JA全農、伊藤園、ネスレ日本、ホワイト急便など500社を超え、銀行や介護施設、教育の分野にも浸透してきている。
ペッパーは身長121cm、体重29kgで白色。地蔵のような顔に真ん丸とした黒目に愛嬌がある。顔は無表情だが、目が光ると人の属性を認識し、男女、おおよその年齢や身長を識別する。耳が光ると相手の言葉を聞き取り、会話ができる。手と腕、腰を人間のように自由に動かせ、移動も自由にできるため、踊ることも可能。騒音のあるところでは相手の言葉が認識できないこともあり、言葉の認識にタイムラグが発生するため会話に間ができるのがネック。ただ、胸に設置されたタブレットでタッチ操作ができる。さらに、記憶力が無限で正確な知識を大量に蓄積できるため、情報量が多い商品には効果を発揮する。一度認識した客の顔を再び見た時に、過去に蓄積したデータをクラウドから引っ張ってきて、客と会話することも近い将来は可能となるかも…。
ペッパーの月給は5万5,000円。レンタルしているソフトバンクでは200社以上のアプリパートナーがエントリーしており、準備は整ったと主張する。今後はアプリの開発次第で様々な可能性が広がる。
ペッパーはペットとスマートデバイスの中間のような存在で、人型ロボットのため、持っている機能以上のもの。例えば人が感情移入しやすく、コミュニケーションツールとして集客効果が発揮できる。現在、店に設置しているタブレット画面やデジタルサイネージの情報よりも人が注目しやすいのが特徴とソフトバンクでは説明する。
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