第50回スーパーマーケット・トレードショー2016が2月10日(水)~12日(金)、東京ビッグサイトで開催され、期間中90,518名が入場し過去最大だった。ビッグサイトの東西全館を使用し、1,918社・団体、3,474小間が出展、こだわり食品、デリカテッセン、オーガニックなどの展示会も併催され、世界的な食の祭典に一歩近づいた
第1回セルフ・サービスフェア(現スーパーマーケット・トレードショー)は、1964年、東京オリンピックが開催された活気溢れる年に東京都立産業界館で幕を切った。71年の5回目は東京卸売りセンターに会場を移し、以後毎年開催となって今日に至る。
86年に20回を数え、25回目の91年(平成3年)には「スーパーマーケット・トレードショー」に改称して新たな進化への再スタートを切った。この年はバブル崩壊とともに個人消費は減速、売上高の伸びが止まり、翌年には改正大店法が施行、規制緩和で店舗の大型化が加速したころ。
30回目を迎えた96年は、平成不況といわれる中で価格競争が激化、商品やサービスの差別化など、生き残るためのヒントを求める小売業・飲食業の来場が活発化した。97年から会場を東京ビッグサイトに移し、「お客様はどんな人」「店舗複合化と新しい顧客の創造」「行ってみたくなる店づくり ディスティネーションストアの提案」「個性化多様化新発想スーパー進化論 ミールライフスタイル」「いま三感の時代 感激に発見 感謝の創造 感動の提案」と、トレードショーのテーマも積極性を持たせていった。
40回目を迎えた2006年は、日本人の寿命が世界一となり、コンビニで生鮮食品の導入が相次ぎ、小型SM・都市型SMの開発が盛んになり、急速な変化を見せていくが、トレードショーも飛躍的に進化を遂げ、開催テーマも2009年からは「“創”ニッポン」に定着、飛躍的に進化、拡大し、共創への流通業界大展示会として確立した。
50回目を迎えた今年はFOOD TABLE in JAPAN 2016として、食にまつわる4つの専門店と合同、東京ビッグサイト東西全館で開催。過去最高の90,518(前回84,614)人を動員、健在ぶりとさらなる発展性を確かなものにした。来年開催される「幕張メッセ」(2月15日(水)~17日(金))が期待される。
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