大阪市の南部を東西に流れる大和川と南海本線が交差する場所にあったダイセル堺工場跡地に「イオンモール堺鉄砲町」が3月19日グランドオープンした。臨海部にはネット通販で急成長するアマゾンの物流拠点や台湾の鴻海(ホンハイ)が買収をもくろむシャープの堺工場が並ぶ。時代を象徴するアナザースポットをカメラに収めた。
種子島を経て当時の自由貿易港・堺に伝わった火縄銃。鉄砲町という地名は、この地が鉄砲造りの拠点になったことに由来している。茶聖・利休も茶会を通じて、様々な最新情報を伝えていた。
堺市は人口84万人の大阪府第2位の都市だが、南蛮渡来で栄えた地に、日本を代表するショッピングモールができたのは「歴史の必然」さえ感じさせられる。
さて、イオンモールを西に数㎞、臨海部を車で走ると住宅はなくなり、巨大な物流倉庫が林立する地域に差しかかる。その中でひときわ目立つのが「アマゾン」の物流センターだ。朝注文した商品が夕方にならない時間帯には届く“離れ技”の秘密が、全国に散らばるセンターの存在だ。
堺周辺では「アマゾンロゴ」を付けた従業員送迎用のバスが巡回し、センターの1~4階では数百人単位の作業員が24時間体制でピッキング作業に追われていると聞く。
「店舗で見て、買うのはネット」というショールーミング現象。イオンモールの吉田昭夫社長も認めるところだが、「その逆もあるのでは…」と実店舗の強みを強調する。
アマゾンの倉庫からさらに海寄りには、シャープの堺工場がある。鴻海の買収で揺れる関西を代表する企業の拠点工場だ。鴻海がかかわるSDP(堺ディスプレイプロダクト)の業績は堅調だ。
「変化対応」―多くの企業トップが口にする言葉だが、本当にできていたかは後の歴史が如実に物語る。新しいショッピングモールの誕生を機に、これまで閑散としていた南海七道駅も蘇った。
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