サミット本社から徒歩1分ほどの「サミットストア西永福店」が3月30日に全面改装した。6月初旬に東京都立川市に出店予定の羽衣いちょう通り店で導入する最新MDの前段階の取り組みが幾つも垣間見える。壁面の多くはガラス張りとし陳列棚を低くすることで、売場から作業場がよく見える演出を施した。
サミットが新MDを導入した実験店を出店したのは2011年10月26日。東京都世田谷区にオープンした「サミットストア成城店」でだった。「お客様のライフスタイルや意識の変化を捉え、将来に向けた新たな店舗フォーマット確立のため」、様々なチャレンジを開始。従来の素材中心のMD発想から食事そのもの、あるいは半調理品といった新しいMDへの転換を表明したものだった。
あれから4年半が経過し、サミットの新店や改装店の多くは新MDが幾つも搭載されるようになった。当初の新MDは修正を加えながら、客にとって、より便利で、より買い求めやすい売場づくりとサービスへと変化させてきた。
今年3月30日、同社の本社近くで1989年8月から営業している西永福店を3億3,000万円かけて全面改装した。地上1階と地下1階の2フロアの売場で、売場面積は378坪。1階の総菜とインストアベーカリー、地下1階の鮮魚と店内製造の総菜「魚と肉の台所」の壁面は、ガラス張りとし、その前で展開する陳列棚を低く抑えることで、売場から調理作業風景が良く見える演出を施した。青果売場内にあるオープンキッチンの「フレッシュサラダ&カットフルーツ」コーナーの陳列棚も低くして、お客との距離をより近くする店づくりを行う。
様々なアイデアを出しながら最新MDの導入店を増やしてきたサミット田尻一社長は今年6月27日付で特別顧問に就任し、住友商事出身の竹野浩樹取締役が新社長に昇格する。田尻社長にとって最後の新店となる東京都立川市の羽衣いちょう通り店は6月初旬にオープンする予定。「大胆な取り組みを行う」と田尻社長。
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