壁面にずらーっと並んだ冷凍食品のリーチインケース。「くの字」形に配列された様子は壮観だ。「7尺×8本、5尺×3本…」と数えてみた。手前の平ケースも含めると合計129尺、520アイテムの国内有数の広い売場が実現した。イズミヤが大阪市西淀川区で4月6日開店した「スーパーセンター福町店」の新たな挑戦をカメラに収めた。
「お弁当調理品」「本格夕食1品おかず・洋風メニュー」「簡単昼食米飯・麺類」「冷凍デザート・100円均一」「箱入りアイス・個食アイス」「パフェ&ソフトクリーム」「プレミアムアイス」と並ぶ様は、冷食の見本市会場のようだ。
福町店はスーパーセンターとしては6年ぶりの出店だ。その間の冷凍食品を巡る環境は大きく変化した。設備面でも当時はリーチインケース自体が珍しかったが、今はあるのが当たり前になってきた。
お弁当に少なくとも1品は入っている冷凍食品。夕食でも「これ、冷凍?」と、聞き返すほど、味や品質面では驚くほど進化した。日配部の高田一輝バイヤーは「ネットでは、冷凍食品禁止の幼稚園もあると聞きますが、大きな流れは止められませんね」とさらなる成長に期待する。
「阪急ベーカリー香房」や惣菜売場を前面に打ち出し、Wi-Fiや100V電源、スマホ充電のためのUSB端子まであるイートインとも一体化させた。衣料品はGUに大半を任せ、「ゴタゴタ感のある泥臭い売場」から、「あか抜けた売場」に変身した。
住関連でも、小学校で使う文具から体操着まで、あらゆるスクール用品を集めたコーナーを設置。東急ハンズやロフト顔負けのお弁当箱コーナーを充実させ、安いだけの売場から抜け出した。
大阪市内では数少ない駅前立地だ。ひところ、「どうなるのだろう?」と心配になったイズミヤだが、大阪中心部の法円坂店、万博公園内のEXPOCITY店などで、売場に前向きの変化が現れてきた。オールドファンとしてはうれしい限りだ。
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