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No.881-2016/04/18

一堂に会した「リーチインケース」。イズミヤの新たな挑戦とは…

No.881号

  壁面にずらーっと並んだ冷凍食品のリーチインケース。「くの字」形に配列された様子は壮観だ。「7尺×8本、5尺×3本…」と数えてみた。手前の平ケースも含めると合計129尺、520アイテムの国内有数の広い売場が実現した。イズミヤが大阪市西淀川区で4月6日開店した「スーパーセンター福町店」の新たな挑戦をカメラに収めた。


「あか抜けた売場」に変身


  「お弁当調理品」「本格夕食1品おかず・洋風メニュー」「簡単昼食米飯・麺類」「冷凍デザート・100円均一」「箱入りアイス・個食アイス」「パフェ&ソフトクリーム」「プレミアムアイス」と並ぶ様は、冷食の見本市会場のようだ。


  福町店はスーパーセンターとしては6年ぶりの出店だ。その間の冷凍食品を巡る環境は大きく変化した。設備面でも当時はリーチインケース自体が珍しかったが、今はあるのが当たり前になってきた。


  お弁当に少なくとも1品は入っている冷凍食品。夕食でも「これ、冷凍?」と、聞き返すほど、味や品質面では驚くほど進化した。日配部の高田一輝バイヤーは「ネットでは、冷凍食品禁止の幼稚園もあると聞きますが、大きな流れは止められませんね」とさらなる成長に期待する。


  「阪急ベーカリー香房」や惣菜売場を前面に打ち出し、Wi-Fiや100V電源、スマホ充電のためのUSB端子まであるイートインとも一体化させた。衣料品はGUに大半を任せ、「ゴタゴタ感のある泥臭い売場」から、「あか抜けた売場」に変身した。


  住関連でも、小学校で使う文具から体操着まで、あらゆるスクール用品を集めたコーナーを設置。東急ハンズやロフト顔負けのお弁当箱コーナーを充実させ、安いだけの売場から抜け出した。


  大阪市内では数少ない駅前立地だ。ひところ、「どうなるのだろう?」と心配になったイズミヤだが、大阪中心部の法円坂店、万博公園内のEXPOCITY店などで、売場に前向きの変化が現れてきた。オールドファンとしてはうれしい限りだ。


今週の目次




今週の業界トピックス

セブン&アイ・HD 鈴木敏文会長・CEOが退任を表明
セブン‐イレブン・ジャパン
 商品開発の方向性は基本の徹底、新規性の追求、革新の継続
ユニーHD 前期増収、当期純損失計上、統合に向けての前準備進める


世界が感動する日本のおもてなしの歴史的変遷と実際・7

― OMOTENASHIが日本の代名詞に ― 小澤 信夫


SJ新店レポート

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 マツゲン ビバモール和泉中央店
ヤングファミリー層に合わせ、ファミリーパックや簡便品を強化
 フードスクエアカスミ ゆりのき台店
創業の地にあった1号店をS&B、地元商品中心に展開
 ヤオコー 小川ショッピングセンター


こだわりの新商品 明治 キャンデーとチョコレート

フルーツ&ハーブで夏対策キャンデー


清酒とスピリッツ オエノングループの新商品

秋田酒こまちと筑後の神力で「吟醸」


本場ハーブ&本格カップ飲料 日本緑茶センターと森永乳業

日本緑茶センター「エルダーフラワーレモン」2種
森永乳業 本格チルドカップコーヒーを発売


食品マーケティング

水産練り製品はより和風惣菜へ対応
*即食の食感に値頃感が回転率を左右
昆布佃煮「ふじっ子煮」が塩分ひかえめ、強化?
*旧10%から25%に大幅カット


今週の大店立地法公示速報


交差点

英国からやってきた桜



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