3月30日、伊勢丹府中店地下食品フロアにクイーンズ伊勢丹の新業態グランデ府中店がオープンした。生鮮とグロサリーが一体となったスタイリッシュな売場が目を惹く。5ヵ所の柱周りには「クロスポイント」として食のライフスタイルを提案するテーマ陳列を行い、柱と柱の間にマルシェ風ステージを3ヵ所設けた。
首都圏で16店の高質SMを展開している三越伊勢丹フードサービス。3月30日、伊勢丹府中店の地下1階に「クイーンズ伊勢丹グランデ府中店」を居抜き出店した。生鮮食品とグロサリーを同社が一体運営する高級食品専門店。「ワンコンセプト」という考え方のもと、百貨店の顧客に合わせた上質で魅力的な売場とし、高い付加価値を備えたバラエティ豊かな食を提案する。
売場の中で最も注目されるのは、壁面にある生鮮食品とグロサリーのゴンドラの間に、様々な食のライフスタイルに合わせて提案するコーナーを常設したこと。5ヵ所の柱周りをクロスポイントと名付けて季節ごとのテーマに合わせた商品提案を行う。柱と柱の間には上にゴールドと白のストライプが入ったテントを張ったマルシェ風のステージを3ヵ所常設し、生活シーンに合わせた商品やイベント商品を陳列する。
壁面の生鮮売場では対面販売を行い、「ベジステージ」、「生ハム工房」の他、対面の精肉・ミートデリカ、鮮魚売場(東信水産)を展開する。デパ地下ということでフルーツギフトコーナーを充実し、高級な果実やジャム、プリザーブドフラワーを陳列し、ギフトカウンターを置く。隣接して、注文を受けてから一杯ずつフルーツジュースやスムージーを作るジュースバーも常設している。
伊勢丹府中店は1996年4月に開業し今年で20周年。2014年度の年商は195億円だが、クイーンズ伊勢丹グランデ府中店としては年商27億円超を目指す。グランデはイタリア語で、英語ではグレート。クイーンズ伊勢丹が百貨店の中に初出店した上質バージョンの店となるが、成功すれば、今後、三越伊勢丹グループのデパ地下へ出店する可能性も高い。
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