1997年から営業している「アトレ恵比寿」の別館として4月15日、西館が開業した。これに伴い恵比寿店は吉祥寺店を抜いてアトレの中で最大の売上となる見込みだ。西館は飲食と物販の融合が特徴。成城石井もSMとワインバーの一体型店を初展開し、自家製のサンドイッチ・パンの対面販売コーナーも新設した。
吉祥寺を抜いて今年、住みたい街のトップに躍り出た恵比寿。その駅前に「アトレ恵比寿西館」が4月15日オープンした。もともと「アトレ恵比寿本館」は1997年にJR恵比寿駅の駅ビルとして開業。128店が営業し、1日平均3万人の利用客数があり、昨年度の年商は215億円(ピークは225億円)だった。
今回隣接して出店した「アトレ恵比寿西館」の年商目標は66億円。単純合計すると「アトレ恵比寿」全体で281億円となり、これまでアトレの中で最大の売上を誇ってきた「アトレ吉祥寺」(ここ数年は年商270億円前後で推移)を抜き1位となる。
新設の「アトレ恵比寿西館」のテナントは食物販と飲食とを融合した店が多い。23店のうち43%に当たる10店にイートイン機能がある(本館は128店のうち18%の23店にイートイン機能がある)。西館の4階に出店した成城石井もSMとワインバーを一体化した新業態店を営業開始。イートインの「Le Bar a Vin52」には62席の他に立ち飲みカウンターも設置している。成城石井のSMスペースには自家製のパンとサンドイッチの対面販売コーナーも同社初導入。税込150円でコーヒーなどのドリンクも提供し、サンドイッチとのセット購入は100円で販売する。フランス直輸入の冷凍生地を店内で焼成したクロワッサン1個はミニ70円、通常100円。パンとコーヒーを購入して朝8時~10時半までは隣のイートインスペースが利用できる。
成城石井は今回オープンした西館店に加え、本館にも恵比寿店を営業しており、差別化を図るため、西館店ではコーヒー豆とナッツのディスペンサーを設置して量り売りする。この他、クラフトビールやナチュラルチーズ、生ハム、ドライフルーツ&ナッツ、スーパーフードの品揃えを充実。その代わりに調味料などの品揃えは絞っている。
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