クイーンズ伊勢丹の全従業員はスタイリストと称している。食事のメニューを客に提案したり、こだわりの食品やその調理方法を説明する買物のサポートを行う専門スタッフと位置づけている。今回生まれ変わった仙川店ではライブ感溢れた豊かな食のライフスタイルを提案する、新たな取り組みをスタートしている。
「食のもたらす力を尊敬し、お客さまの上質で新しいライフスタイルに貢献し続ける、日本一の『豊かな食のプレゼンター』を目指す」ことをブランドメッセージに掲げている三越伊勢丹フードサービス。首都圏で現在17店の高品質なスーパーマーケットを展開している他、駅ナカに小型店クイーンズアイ2店、百貨店の伊勢丹や三越の中に食品専門店などを展開している。
同社は2014年4月にリニューアルオープンした石神井公園店から対面の接客販売を重視した取り組みを復活させた。その後も2014年11月にオープンした目白店、2015年5月に改装した笹塚店、今年3月30日にはグランデ府中店を伊勢丹府中店の地下食品フロアに出店したが、いずれも接客販売に力を入れた売場づくりを実施している。
4月27日には1999年10月のオープン以来、同社の屋台骨として毎年黒字を続けてきた仙川店をスクラップ&ビルドでオープン。クイーンズ伊勢丹の新しいフォーマットを完成させた。新店のストアコンセプトは、全ての部門で対面接客することで、「鮮度感」「ライブ感」「圧倒的な清潔感」を最大限演出すること。壁面に配置されたデリカ、精肉、加工肉・ナチュラルチーズ、塩干・寿司、刺身・丸魚、フルーツは全てオープンキッチン化して接客販売を強化した。
オープン直後の5月13日までの仙川店は改装前の2014年の同時期に比べ2割増の自営売上と好調な出だしとなっている。特にパンが以前の2倍近くまで売上を伸ばし、惣菜や水産部門も4割増と調子が良い。今後も既存店を積極的に改装する方針であり、更なる進化を目指しながら、将来の新店の出店も視野に入れている。
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