大阪市西区西本町の地下鉄阿波座駅の地上にライフ阿波座駅前店がオープンしたのが3月30日。150mと離れていない既存の靭(うつぼ)店は「クローズするのか」と思っていたが、「オーガニック主体のナチュラル系ストアにしたら」という若いライフマンのアイデアが実り、6月25日に「BIO-RAL(ビオラル)靭店」(ライフ964㎡)としてよみがえった。
大阪市内だけを見ても、他社からため息が出るほど好立地を押さえているライフだが、ドミナントが進むと同時に、自店エリアが重なる悩みが増えてきた。「これからのライフをどうするか?」という問いを若手に投げかけた。
店舗開発に18年間も携わって来た竹下太さん。9年前、アメリカの西海岸で見学したホールフーズの店全体が「オーガニックなどで統一され、ファッションになっているのに、衝撃を受けた」。
奥さんがアトピーで悩んでいることもあって、「これからのスーパーはナチュラル系」だという確信めいたものが生まれた。アイデアは5年前の社内公募で採用されたが、そこからが、手探りだった。オーガニックを一から学び、得意先も新規に開発した。
岩崎高治社長は、「100店舗を超えるチェーン店でやっているところはなかなかない。そんなに簡単に成功しないかもしれないが、何としてでも成功したい」と期待を寄せる。
「1店丸ごと、オーガニック」という訳にもいかないので、「通常商品との兼ね合いが難しい」と近畿圏の営業トップの角野喬・常務も認める。ライフらしさを保ちつつの新業態だ。
靭店の周辺には20~40歳代の若い世代が多いという商圏特性が、ピッタリ噛み合った。開店20年を経た靭店が変身できた背景には、阿波座店の絶好調も後押ししている。
「話題性がある」と記者会見には東京から駆け付けた業界メディアも多かった。料理教室を兼ねる2階のレストスペースは43席もあり、女性用の化粧室は業界トップクラスの豪華版だった。
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