生フルーツジュースを青果売場内で対面販売するスーパーが登場してきている。最近はイートインコーナーでの利用を見込んでインストアベーカリーでセルフコーヒー機を常設する店に加え、スープを販売したり、カットフルーツコーナーに券売機を置いてジュース注文カウンターを設置するスーパーも現れている。
前期(2016年3月期)に店舗事業の赤字から黒字に転換したコープみらい。ここ数年は既存店の活性化を進め、ライブ感やシズル感を演出するオープンキッチンタイプの売場をドンドンと導入する他、イートインコーナー「コープカフェ」を強化し、ゆっくりとくつろげる空間を提供。こういった取り組みが支持されて、競合他社に押されがちだった店舗事業に復活の兆しが見えてきた。
8月23日に東京都府中市にコープみらいが出店した「コープ府中寿町店」では、青果売場内に配置されたカットフルーツとミニトマトバイキング、ベビーリーフバイキングコーナーの中に生フルーツジュースを提供する受付カウンターを同コープとして初導入した。すぐ近くに券売機を1台常設し、現在はゴールデンパインや高原バナナなど5アイテムを一般的な販売価格の半額に近い200円(パインとバナナのりんごミックス1種類だけ250円)で提供する。同店で毎日11時~19時まで販売するフレッシュジュースは、砂糖や甘味料を使わず果物や野菜(トマト、小松菜)本来の甘さを特徴とし、注文を受けてから製造する。
駅の売店や百貨店内、ショッピングセンター内のショップでは良く見かけるが、通常のスーパーで生フルーツジュースの販売はまだ一般的には浸透してはいない。ただ、今ではセルフコーヒー機をインストアベーカリー内に設置しているスーパーが当たり前のようになっており、コーヒー以外にスープや生フルーツジュースを提供するスーパーが徐々に見られるようになってきている。
高齢化が急速に進んでいる現在、スーパーでちょっと休憩できるスペースは必然となっており、店内で製造したパンとコーヒー、スープ、生フルーツジュースは戦略商品として位置づけられつつある。生協最大の規模を誇るコープみらいの新店にも導入され、常連客の利用を見込んでいる。
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