新潟県内はイオン化が進む。昨年10月に清水フードセンターがイオングループ入りし、2013年5月に自己破産したパワーズフジミの7店も現在はイオンリテールの北関東・新潟カンパニーが運営している。イオンは計23店のSMの他に16店のGMSを県内で展開。そんな中にあって、ウオロクは独自路線を貫いている。
9月10日に「ウオロク馬越店」が新潟市内にオープン。同店を運営するウオロクは新潟県内で39店のSMを展開し、年商は693億円。県内で69店のSMを展開する原信ナルス(年商1,529億円・総店舗数76店)に次ぐチェーンだ。ウオロクも原信ナルスもCGCグループに属しているが、両社はこれまで激しい戦いを繰り広げてきた。2003年にウオロクが原信本社のある長岡市に出店すれば、2013年には原信がウオロク創業の地・新発田市に新店を出店している。が、両社だけなく、現在はイオングループが県内で店舗買収やM&Aを積極的に進めている。
昨年10月に新潟県内でSMを15店展開していた清水フードセンター(年商200億円)がイオン傘下入り。店名の清水フードセンターは残しているが、店名の隣にアルファベットで「AEON」と表記している。同社はイオン傘下入り直後の昨年11月に西内野店をオープンし、今年6月には青山店をリニューアルオープン。「ウオロク馬越店」から車で3分の距離にある中山店も9月8日に改装オープンしている。今後2年ほどかけて全店の改装を計画し、来春には本部を併設した、とやの店(年商20億円弱)の全面改装も予定している。
清水フードセンターはかつて、さとう食品が展開していたパワーズフジミと業務提携していたこともある。パワーズフジミは2007年に宮城県のモリヤに譲渡されたが、2013年に自己破産。同社の10店のうち7店がマックスバリュ東北に譲渡されマックスバリュへと店名を変えたが、その後、マックスバリュ東北は7店をイオンリテールに事業承継し、今年3月にはその7店を全面改装してイオンに店名変更している。
ウオロクは今年1月にウオロクホールディングスを新設し、3月には新潟総合物流センターを竣工。4月にはホールディングスとしての事業をスタートさせたが、5月20日に葛見久則社長(53歳)が脳梗塞で急死。今年に入って目まぐるしく変化してきたが、最近やっと本部も落ち着いてきたそうで、独自路線で大手チェーンと対抗する態勢を着々と固めている。
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