本誌900号突破記念特集
10月6日に「三井ショッピングパークららぽーと湘南平塚」がグランドオープンした。合計247店が営業するリージョナルショッピングセンター(RSC)で、平塚や大磯、茅ヶ崎だけでなく、西側の小田原や秦野も戦略的な商圏と設定。湘南エリアの新しいランドマークとして、様々な交流を生み出す商業施設を目指す。
三井不動産は10月6日(木)、「三井ショッピングパークららぽーと湘南平塚」を神奈川県平塚市に開業した。同社としては昨年10月に開業した「ららぽーと海老名」に次いで神奈川県内4番目のRSCとなり、「ららぽーと」としては国内13店目となった。
日産車体湘南工場の跡地(工場の一部は残存)を開発。敷地は約8万㎡で、延床面積16.6万㎡、店舗面積6万㎡の中に247店が営業。店舗棟は地上3階建ての3フロアの売場構造となっている。「ららぽーと湘南平塚」の他に戸建住宅や185戸の分譲マンション、済生会平塚病院、日産車体湘南工場第1地区を配置した「ららシティ湘南平塚」として、経年優化を目指した街づくりを進める。
「ららぽーと湘南平塚」の最大のライバルは、平塚駅から東京方面へ2つ駅を進んだ辻堂駅にあるRSC「テラスモール湘南」だ。住友商事が2011年11月に開業後、1年間で売上は目標を100億円も上回る509億円とし、来館者数も2,370万人(目標2,000万人)とした。同SCは2015年度も売上が前年比2.7%増の540億円、来館者数は0.8%増の2,330万人と好調を続けている。
対抗する「ららぽーと湘南平塚」の年商目標は300億円と控え目。ただ、三井不動産は神奈川県内で年商760億円(ビックカメラは除く)と言われている「ラゾーナ川崎プラザ」と年商480億円の「ららぽーと横浜」に、昨年開業した「ららぽーと海老名」(年商目標300億円)を展開しドミナントを形成している。RSC内のSMとしては「三和ラゾーナ川崎店」が年商50億円超、「サミットストアテラスモール湘南店」も年商47億円とサミット最大の売上店となっている。この他、「ロピアららぽーと海老名店」があり、イトーヨーカ堂は今回オープンした「食品館イトーヨーカドーららぽーと湘南平塚店」の他にGMSで「イトーヨーカドーららぽーと横浜店」を営業。全国的に見ると、広域商圏型SC内のスーパーは苦戦しているが、神奈川県のRSC内のスーパーは現在、成功していると言えそうだ。
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