群馬県前橋市に「フレッセイ元総社蒼海店」が9月29日オープンした。西へ3㎞進んだ県道127号線沿いには「イオンモール高崎」が営業しているが、現在は計画比30%増の売上と好調。売場入口からインストアベーカリーとガラス張りの調理場が特徴のデリカ&青果のダブルコンコースの売場が客に支持されている。
フレッセイは10月6日、本社隣の以前は曽我製粉の工場兼本社だった敷地に前橋物流センターを竣工した。5,763坪の敷地で、鉄骨造り・一部2階建ての新物流センターは建物床面積2,879坪、延床面積2,409坪の規模。10月12日から日配と生鮮の一部を稼動開始した。11月2日には一般食品も追加稼動し、来年2月1日には青果全体と消耗品や資材も含めて本格稼動する予定。
土地代も含め新物流センターの初期投資額は30億円。フレッセイの子会社である力丸流通サービスが運営。入荷商品を自動搬送ラインによって検品、店舗別に仕分けし、フレッセイ全店に1日4回配送する他、PBなどのグロサリーの商品在庫機能も併せ持つ。現在、群馬県中心に51店展開しているフレッセイだが、72店まで対応可能なセンターとなる。「長年の課題だったセンターの稼動で大きく前進する。早々にキャパシティーオーバーになるよう、店舗数を増やしていきたい」と竣工式典で挨拶する同社・植木威行社長。
センター竣工に先立つ9月29日には「フレッセイ元総社蒼海店」(売場面積674坪)を群馬県前橋市内に出店している。新店から直線で1km東南にあった「フレッセイ大友店」(320坪)を老朽化のため9月26日に閉店したため、総店舗数は変わらないが、来年5~6月には高崎市内に新店の出店を予定している。
「フレッセイ元総社蒼海店」のスタートは絶好調で、売上は計画の30%増で推移している。同社初のデリカと青果を一体化させたダブルコンコースの売場を採用し、イートインコーナーを併設したインストアベーカリーも出入口側に配置することで、ショートタイムショッピングで、その場で食べる客にも対応している。昨年の新店から同社はスケルトン天井を採用し、セミセルフレジも導入しているが、今回のようなレイアウトは初めての試みとなる。植木社長は「最終コーナーの冷食売場が死角になるのが課題。この店では新レイアウトとしたが、他店に拡げるつもりは考えていない」と説明する。
セブン&アイHD 関西の百貨店3店舗をH2Oへ譲渡。オムニチャネル全面見直し
ヤオコー 神奈川県のEDLP優良企業のエイヴイを完全子会社化へ
日清フーズ 小型容器で両面フタから2通り活用の小麦粉
売場全体が「地産地消」。人に優しくを貫き、レストスペースを充実
イズミ ゆめタウン徳山
都心部の買物難民地帯で、平日は少量目を中心に展開
ウオロク馬越店
半径1km圏に100世帯の過疎地で実店舗の可能性を探る260坪SM
マエダストア田子店
異業種・地方のSMが教えるこだわり商品の存在感
「モノからコトへ」の時代に様々な形で生まれつつある第4のマーケット
「健康+飲みやすさ」の市場リードへ
ポンパドール新商品を導入し活性化
AGF、商品設計力を進化させギフト専用の季節限定で差別化(下)
商品経営できずに閉店
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.