12月8日にオープンしたニトリ環七梅島店(東京都足立区)は1階にイトーヨーカ堂の「食品館イトーヨーカドー梅島店」がテナントとして入店。2~3階がニトリ、4階以上が駐車場の5階建て構造となっている。ヨーカ堂系のSCにニトリがテナントとして入居しているのは6店舗あるが、逆のケースは今回が初めてだ。
ヨーカ堂の亀井社長は「これからの出店は状況に応じた色んなバリエーションが求められている。特に都内では超大型店は場所の確保が出来ず出店が難しいため、NSC(近隣型)や今回のニトリさんとの組み合わせなど状況に応じた色んな出店パターンが考えられる。これといった型にはめた出店形態は取らない」と述べた。
交通事情の関係もあり、ヨーカ堂は一足早く12月2日に先行オープンし、この1週間の売上は計画を遥かに上回る順調なスタートとなった。地域に合った商材や値ごろ感のある価格帯の商品を揃えて、近隣1km圏内の顧客ニーズに対応する。ニトリの広域からの集客よる相乗効果にも期待している。
出店地は国道4号線と環状7号線が交差する交通の要衝で、都内でも有数の交通量の多い足立区のシンボルのような場所だ。以前はラブホテルとゲームセンターがあった環境の良くない場所だった。しかし、ニトリとしては広域からお客の呼べる好適立地であるという認識があった(ニトリ須藤文弘専務)。近隣には他に一般住宅や菓子工場などがあり、一団の土地としてまとめるのが難しく、不動産屋では手を出さないような場所だったが、ニトリは粘り強く、足掛け10年掛けて交渉を続け、入店しやすい地型にまとめ上げた(須藤専務)。
似鳥会長と亀井社長は肝胆相照らす旧知の間柄で、常に様々な情報を共有している。ニトリが梅島物件にSM導入を検討しているという話を聞きつけ、亀井社長の方から積極的にアプローチし、入店の合意を取り付けた。物件の近辺には大型のスーパーマーケットがなく近隣住民のSMを求める強い要望があり、地元に馴染みの深いヨーカドーの食品館の導入が最適であるとニトリは判断した。また、両社の出店により周辺住環境が良くなることから、行政からも色んな形でのバックアップが得られ、使い勝手のいい商業施設に仕上がった。
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