今年初めてのヤオコーの新店は神奈川県藤沢市のピロティ式だった。1月24日にオープンした藤沢片瀬店は市内で同社2店目、ピロティも2店目となった。ヤオコーとしてベーカリーとカフェを一体化した初の試みを進め、イートインの場合は2台のベーカリー専用レジでパンの他にデリカ商材なども精算が可能となる。
ヤオコーが1月24日(火)にオープンした「ヤオコー藤沢片瀬店」。神奈川県藤沢市内では、2014年1月から営業している藤沢柄沢店に次いで2店目となる。首都圏で152店展開している同社だが、半分以上の85店が埼玉県内で、神奈川県は7店とまだ少ない。今後も湘南エリアのドミナント化を進め、神奈川県における認知度アップに取り組む姿勢だ。
藤沢片瀬店は、2015年11月に出店した柏高柳駅前店に次いで2店目となるピロティ式店舗。1階が平面駐車場となっており、2階に売場とバックヤードを配置している。売場の特徴としては、特に水産とデリカ売場の壁面に大型のガラスをはめ込み、売場から作業風景が良く見えるよう、ライブ感の演出に工夫を凝らした点が挙げられる。
同社初の取り組みとして、インストアベーカリーとカフェのコーナーを一体化した。壁面の色もベーカリーとデリカとも赤で統一している。2台常設されたベーカリー専用レジでは、パンの他に弁当や寿司、おかずなどのデリカ商材やデザート、飲料をイートインで食事する客に対して精算できる仕組みとした。コーヒーマシンをベーカリーレジの奥に設置し、セルフではなく対面でコーヒーを販売する。提供するコーヒーは同社のオリジナルブランド「RE COFFEE」を抽出したもの。スタンダードが150円(本体価格)で、新発売のカフェラテが180円。イートインの場合、コーヒーの容器はホットが陶器で、アイスはグラスで提供する。
店内飲食を強化している藤沢片瀬店だが、生鮮食品の看板化の実験店でもあり、横展開で売り切ることで鮮度を追求する。生鮮3品の売上構成比は40%と高く、デリカは15%を想定する。店内の内装はグレーを基調とし、シンプルな装飾でモダンな印象を与える。3月下旬に全面改装する川越南古谷店ではさらにMDを進化させ、斬新な取り組みを予定しているそうだ。
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