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No.925-2017/03/20

タブレットで買い物「ショピモ」本格稼働(コープこうべの郊外店)

No.925号

  タブレットが付いたショッピングカートで、全く新しい買い物体験ができる三井物産の「ショピモ」が3カ月の実験を経て本格稼働した。コープこうべの「コープ西神南」では「ポン、ポン」と画面をタッチしながら買い物をする「新風景」が見られる。開港150年を迎えた港町・神戸の“進取の気性”は今も健在だ。


近くを通れば、チャイム音


  アルミ製の軽量カートの普及で、スーパーに入って、先ずカートを手にすることが多くなった。そんなおなじみのカートだが、タブレット付きのものを20台も備えた買い物現場をウォッチした。


  サービスを利用する時は、生協なら組合員カードを認識させる。ログインすると、週45品ある協賛メーカーの特別クーポン、店舗オススメ情報、店内マップ、レジ待ちアンケートなどが配信される。


  「ショピモ」と名付けられたタブレットで獲得したポイントは、小売店舗のポイントに合算されるのがミソだ。最初は説明員が付いていたが、「利用される人は、そのうまみをわかっておられる」(福田靖弘店長)。


  量販店の販促手段と言えば「チラシ」だが、ネットに頼り、新聞を購読しない家庭が増えている現状では、効力は弱くなってきた。タブレットだと、画面上で確認できるので便利だ。


  利用者に聞いてみた。「忙しい時は使いませんけどね。今日は時間があるので。『うすあげ』が安そうなので、買います」。記者もついて回った。すると、どこからか「ピロローン」とチャイム音が鳴った。近くにメーカー協賛品があるという合図らしい。


  店内でお客にアピールするツールは、これまで様々なものが考案されては消えてきたが、「タブレット」は結構、可能性があると見た。年配者には、ハードルが高い。ただ、スーパーにおけるIoT(モノのインターネット)の時代を象徴する、孵化寸前の事業であるのは間違いない。(P6~9にコープ西神南の改装店レポートを掲載)


今週の目次




流通羅針盤

セブンプレミアム10周年を機に生鮮品を発売


今週の業界トピックス

セブン&アイ・ホールディングス セブンプレミアム、19年度売上高1.5兆円、4,200品目を計画
ミニストップ イオングループ共通のサンドイッチを開発
東急電鉄 南町田のグランベリーモール、再開発で閉鎖


メーカー トピックス

東洋水産 正麺に「台湾まぜそば」「汁なし担担麺」新発売


SJ新店・改装店レポート

イートイン拡充 閉鎖商圏だから、足元を固めて マンダイ対策打つ
 コープこうべ コープ西神南
高齢者向けの買いやすい売場、S&Bで新MDを導入
 ヤオコー 行田門井店
1000坪SSMから700坪SMに適正化して生鮮強化へ大改装
 サミットストア 東寺方店


課題解決宣言 国分グループ 第51回SM・トレードショーで

ライフスタイルの変化にズバリ照準
大テーマを繊細な切り口で強く提案


食品マーケティング

日清フーズ、冷食にこだわりの「THE PASTA」新規発売
―金色のパッケージで麺&ソースの食感をアピール―
 * 食卓に1パック2つの味
 * 素材練りこみ生パスタ~野菜を食べる生パスタ
 * 7つの野菜を食べる生パスタ


今週の大店立地法公示速報


交差点

WBCがワールドカップになるには



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