サミットは3月29日オープンの王子桜田通り店でセルフカレーライスコーナーを導入する。同社は今年に入って改装したミナノ分倍河原店と葛飾区役所前店でも実施。セルフ式カレーコーナーを常設するSMが増えており、フレッセイやコープみらいでも複数店で導入し、ベイシアでは全体の9割の店で実施している。
2012年3月からベイシアが1パック税込み売価198円のカレーライスのセルフコーナーを開始。その後も同社は新店や改装店でカレーのセルフコーナーを設置し続け、現在は全142店のうち9割の店で導入している。ベイシアでは白米のご飯とカレーのそれぞれ1種類を炊飯器とスープ製造機に入れて売場に置き、客はカレーライス専用容器に自分で盛り付けて、温かいまま店内のイートインコーナーでも食べられる。
最近ではサミットが今年に入ってセルフカレーライスコーナーを導入開始した。同様にコープみらいでも昨年から店内仕込みのオリジナルカレーとキーマカレーに白米や十六穀米のご飯を陳列し、備え付けの専用容器で客が好みの量を盛り付けるスタイルを開始した。サミットとコープみらいのセルフカレーライスの販売方法は似ている。
外食では食べ放題を実施するバイキングレストランにおいてカレーは定番メニューとなっており、どの店に行っても常設している。日本人にとってカレーライスは家庭の味であると同時に、いつでもどこでも食べたくなるメニューの一つとも言える。
SMでも多くのスーパーがかなり前からセルフ式カレーライスコーナーを導入しており、フレッセイやオオゼキの惣菜コンセ、ロピアでも実施している。価格は350~500円といった範囲が多い。198円という格安で提供しているのは、ベイシアやロピア(本体価格)のようにチェーンとしては少ない。サミットでは1日に80食売れ、ベイシアでも1日に2回転はするそうだ。温かいままで提供するため、店内のイートインコーナーでランチニーズとして利用するケースが多いようだ。
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