「一帯一路」政策などで、世界の注目を集める中国。その大国で起こっている国内の変化を身近に感じられる商業施設がある。北京の郊外、東に40kmの河北省燕郊(えんこう)に2016年11月にオープンした「イオンモール河北燕郊」がそれだ。都市近郊にニュータウンが建設されSCが張り付いていった、かつての日本の光景が“スマホ時代”に同時展開している。
北京の中心部・天安門広場から真っすぐ東の延長線上にある「イオンモール河北燕郊」。「北京首都国際空港から南下した方が近いのに…」と思っていたら、果たして1年前から空港バスが通じていた。
30人民元、日本円で480円ほどと格安だ。片側3車線の高速道路を飛ばして40分ほどで燕郊の街に入った。そこから渋滞が始まった。高層の高級マンションがあるかと思えば、レンガ造りの民家も続く。中小の商店もひしめいている。
絶えず人が動き、混沌とした中にも活気がみなぎる街の様子が車窓に飛び込んで来る。イオンモールはそんな「北京・天津・河北共同発展計画」の経済・技術開発区内にオープンした、河北省・燕郊エリア「初で最大のモール」だ。
主たる顧客層は「スマホ年代」だ。店内でWi-Fiも通じる。中国版LINE「WeChat(ウイチャット)」で会員募集していたので即登録すると、お勧め商品などの案内が入った。新聞の折り込みチラシがない中国では、有効な販促手段だ。
仲良く買い物に来た表紙写真の若夫婦は、1人目が女の子だった。お腹の中には、2人目を身ごもっているという。キッズ用品も多いので、来店回数は増えている。
国土が広く人口が多いだけに、ひとたび物事が動き出すとそのパワーはすさまじい。ベンツに輪タク、電動バイクが並走し、普通の自転車が激減した中国。訪日する人たちの“本国での素顔”を少し理解することができた。 (P14~17に「海外店レポート」を掲載)
U.S.M.H 3年間で74店を出店、営業収益7,800~8,000億円を見込む
6割近い17社が増収増益と好調
客数減ながら単価アップで、既存店売上は0.6%増
現場力を高めて、従業員が働きやすい、
お客様が買い物しやすい、環境づくりを進める
カスミ代表取締役社長 石井 俊樹 氏
北京に車で通う「ニュータウン」のファミリー世代に“熱い視線”
イオンモール 河北燕郊 /イオン 河北燕郊店
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