イオンが進めているシニアシフトの店舗「G.Gストア」。西日本初の旗艦店が大阪府茨木市にお目見えした。「健康」をコンセプトに、買い物だけでなく毎日でも「集ってほしい」と、様々な仕掛けが用意されている。「元気!いばらき体操」の後は、モーニングコーヒーや健康測定。フードコートも充実している。冷蔵品も「即日便」で配達してくれる。
「平日の道路は介護の送迎車と宅配便の車ばかり」――それは店舗の中にも表れている。平日朝の食品売場。60歳以上のシニア世代を多く見かける。すでに全ての「団塊の世代」が65歳以上のリタイア年齢に達した昨今だから、男性の買い物客も数多い。
この人たちが80歳に達するまでの余暇時間は10万時間以上ある。何もしていないと、時間を持て余すだけだ。「グランド・ジェネレーション店舗」は、こうした世代にもっと店舗に集ってもらおうという狙いがある
大阪からJRか阪急線を利用すれば、20分足らずで茨木に着く。ベッドタウンとして早くから開けた住宅地だ。この店舗は、ジャスコ新茨木店としてオープン。岡田元也・イオン社長が初代店長を勤めた「歴史ある店舗」だ。
店舗とともに、住民も年齢を重ねた。何人かのシニア世代の人に聞いてみた。「朝、公園でラジオ体操をしているの。6時半はちょっと早いわね。ここだと、8時から? それだったら、毎日でも来るわ。ついでに、買い物もできるし…」(60代後半・女性)
時代に合わせて店舗の形態を変えていく――内装やレイアウトを一新するばかりでなく、売る側の意識も時代に合わせてというのが今回の改装コンセプトだ。「GMSの時代は終わった」のではなく、形を変えて始まるのだろう。
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