関西で「高質食品専門館」を急速展開する阪急オアシスが7月4日、兵庫県伊丹市に同社初のNSCをオープンさせた。ユニクロ・GUの大型店をはじめ、物販や飲食などをテナントに組み込んだ。主力の食品は2,020㎡のゆったりとした空間に、シーフードとミートデリを組み合わせた「グリル屋」を導入、イートインも70席に拡大した。常に進化し続ける売場の評判を追った。
大阪の中心部から電車で30分以内の兵庫県伊丹市。伊丹空港の発着音が多少うるさいことを除けば、ベッドタウンとして高い評価を受けている。敷地は18,000㎡、阪急伊丹駅から北西3kmの雪印メグミルク関西チーズ工場跡だ。
阪急オアシスは伊丹市内では、伊丹大鹿店(売場面積993㎡、開店年月12年12月)、伊丹店(同1,020㎡、15年3月)、伊丹昆陽東店(同1,444㎡、17年5月)と4店目の出店だ。開店ごとに、それぞれの店舗が進歩している。
阪急伊丹駅前にある、いかりスーパーが行きつけのお店というお客さんが、鮮魚売場で「小アジの下処理」を頼んでいた。「新しくできたから来たの。小アジは安いけど、南蛮漬けにするには、少し大きいかもね」
「お肉? ここだけの話だけど、 いかりさんと比べて…」。価格もかなり違うし、比較されてはたまらないが、お客の本音は厳しい。
店内を回ると、同業の見学も多い。ある大手チェーンの幹部は「シーフードとミートデリを融合させたところなんか、進化がすごい」と一言。ハムメーカーのマネキンで来た女性は「ここは、従業員の人が優しい」と別の面で褒めていた。
同じH2Oの傘下に入った関西スーパーの牙城に乗り込み、戦いながら発展する「阪急オアシス」の動向から目が離せない。
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