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No.944-2017/08/07

セブン-イレブン、店舗大型化進める82坪の新レイアウトモデル店

No.944号

カウンター商材、デイリー冷食、雑貨拡大


  セブン‐イレブン・ジャパンは少子高齢化、女性の社会進出といった社会構造やコンビニでの購買行動の変化に合わせ、ゼロベースで見直した新レイアウトへの変更を今期から始めている。すでに7月末までに300店で実施しているが、7月28日、郊外大型店モデルとして東京都町田市小山町2502‐1に「セブン‐イレブン町田小山町店」を開店した。


  店舗は町田街道沿いにあって、駐車場は30台近くと広い。店舗の入り口に立つと正面にセブンの大きなロゴが目に入り、その前にカウンターが広がっている。ゴンドラの高さが1.35m(標準1.5m)と低く抑えられ、通路幅も1.2m以上に広げられているため、見通しやすく、ゆったりしている。店舗面積は271㎡で同社標準店の199㎡より36%広い。


  新レイアウトのポイントはカウンター商材の強化、デイリー商品・冷凍食品の強化、雑貨の品揃えの刷新。カウンターは10mほどと従来に比べ3m強長くなり、セブンカフェ、フランカー、おでんなどに加え、今後、カウンター商材を増やしていく。サンドイッチ、米飯、パスタ、惣菜、デザートなどのデイリー商品は3尺11本の冷ケース、冷凍食品も冷凍ケース5本で展開、標準店より2割ほど増やしている。グロサリーは1列12尺のゴンドラを12本入れ、加工食品、菓子、雑貨などを揃える。


  全体のアイテム数は3,300で標準の2,900より14%ほど増やしている。特に雑貨は「かさばるものや重いものこそ近くで買いたいニーズがある」との想定から、12ロールのトイレットペーパーなどを揃える。ビールも6缶パックをゴンドラ1本を使って揃えていて、効率重視のコンビニでは考えられなかった品揃えだ。


  ただ、この店では果物や精肉パックなどの生鮮品は扱っていないが、同社では、「まだ、郊外大型店のフォーマットができた段階、今後このフォーマットに合う商品を増やしていく」としており、SMにとっても脅威になりそうだ。


今週の目次




流通羅針盤

食の市場への参入相次ぎ、既存業態の存立を脅かす


今週の業界トピックス

とりせん 激戦地・北関東で一番店づくりに知恵を絞る
大黒天物産 売上7.1%増、営業利益3%増


メーカー トピックス

小川珈琲 創業65周年、「一杯のコーヒーからできること」キャンペーンを実施
東洋水産 「BLACK」テーマの即席カップ麺
ファーマインド オリックスと資本業務提携


SJW トップインタビュー

次世代型POS導入が順調。接客を強化
 全日本食品株式会社 代表取締役社長 平野 実 氏


SJW新店レポート

イートインの空間が広がる、単に買い物するだけではない新しい試み
 イオンスタイル umie
駅前SC立地で、通勤客、近隣客、週末広域客狙う430坪SM
 京王ストア 府中店
 惣菜・精肉・鮮魚は1日4便で、母店の鶴見市場店から配送
 京急ストア 京急鶴見店


企業動向

昭和産業、蒟蒻入りヘルシーパスタを商品化、9月市場投入


食品マーケティング

日本水産、家庭用冷食に「簡単・便利」をより追求
 *メニューは単身~ファミリー、食卓団欒向けへ
ケイエス冷凍食品、串刺しメニューの強化
 *鶏つくね~えび串など、「鶏つくね串」はリニューアル


今週の大店立地法公示速報


交差点

新成人の減少と振袖



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