人手不足の折、宅配便の再配達が大きな問題になっている中、ライフコーポレーションは、ヤマト運輸、佐川急便などの荷物が受け取れる、オープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」の全店舗への設置を進めている。7月10日より導入開始し、現在までに13店舗に設置している。
最近のマンションなどでは新築時から宅配便ロッカーが付いているケースは多いが、既存のマンションなどでは、設置されにくいのが現実。その対策として、今回の宅配便ロッカーは考えられたもので、駅、SMなど公共の場に設置し、宅配便各社の荷物を受け取れるようにするもの。
利用者は不在連絡票を元に専用サイトで操作し、希望の日時、ロッカーを指定すれば受け取れる。
ライフでは、店頭・店内、駐輪場などに設置している。共働き世帯、若い単身世帯が多い商圏の利用度が高いと予測しているが、今のところ若松河田駅前店、相模大野駅前店などが多く、1日4~5件の利用がある。「正直、開始直後からこんなにご利用いただけるとは思っていなかった。」と皆川剛ネットビジネス部長は手ごたえを感じている。
導入の狙いを皆川部長は「来店頻度の高いSMのお客様にとって、自分の生活動線の中にロッカーがあるのは便利。その利便性を第一に考えて設置している」と話す。足元商圏のシェアアップを最大戦略にしている同社にとって、顧客満足度を高める大きなツールになりそうだ。
現在は再配達の受取機能だけだが、大手ECも初回配達時の受取に指定する動きがあり、「そうなれば一気に利用率が上がる」とみており、将来的には同社ネットスーパー(現在38店)の受取ロッカーにしていくことも視野に入れている。
PUDOステーションはパックシティ・ジャパンが運営。7月末現在、首都圏を中心にマルエツ、いなげや、ベルク、ウエルシアなどSM、ドラッグの168か所を含め616か所設置。2018年3月末までに全国で3,000か所を見込む。
ネットとリアルの融合がこうしたところからも始まりそうだ。
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