SJW店舗ウォッチング /八百幸 成城店
ヤオコーが2年間の歳月をかけ、研究してきた都市型小型店が11月7日(火)、オープンした。 京王線仙川駅と小田急小田原線成城学園前駅の丁度中間あたり、共に徒歩20ほどの生活道路沿い。住宅密集地のジェーソン撤退跡に全面改装して開店した。店名は「八百幸成城店」(東京都調布市入間町1‐35‐1)。屋号もロゴマークも全く新しくし、同社の新業態にかける意気込みが伝わる。
ヤオコーでは、これまで、首都圏のドーナツエリアである都心から20~40km圏内で、売場面積500~600坪を標準規模として「ヤオコー」を出店してきたが、この新業態店ではその内側、20km圏に約半分の規模(250~300坪)で出店する戦略だ。
「首都圏の人口は20~40km圏が1,500万人、20km内が1,500万人で少しづつ都心に集中してきている。郊外では売場600坪の店では2,000坪の敷地が必要だが、20km圏では売場250~300坪で魅力ある売場づくりのできる業態を開発していきたい。今回の店は、こうしたヤオコーとして出店できる余地、場所を増やしたいのと、既存のヤオコーでできなかったことに思い切って取り組み、オペレーション上の問題解決に繋げていきたい」と、川野澄人社長はその狙いを話している。
新店は売場面積291坪、敷地680坪。コンセプトに「『素材の美味しさ』を日々実感できるお店」と掲げるように、青果、精肉、鮮魚の売場を広く取り、鮮度重視の運営で、生鮮3品50.2%の売上構成比を見込む。デリカはインストアベーカリーを止め、寿司は鮮魚部門で鮮魚寿司として展開する。その分、デリカの売上構成比は8.5%と抑えられている。青果、鮮魚は専属バイヤーを置き、青果は売場主任も兼ねて、SKUを絞って単品大量陳列で日々、扱いアイテムを替えて、変化のある売場づくりを行う。
毎月定休日1日、レジ前エンドなし、など様々な改革のある店だ。
人件費が圧迫してほとんどの企業が減益
既存店売上は99.8%で、客数が減少、異業態競合が影響
地元商品から上質品まで揃え、市場的なワクワク感のある良質店を目指す
リウボウストア 古島マルシェ
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日清製粉 3月期第2四半期決算、減収&利益2桁アップ
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―2017年度第2四半期決算―
三菱食品、増収減益
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*ローコストオペレーション~物流の協業(日雑)など推進
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*新事業は完全養殖マグロ事業拡大~冷食の新石巻工場稼動
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