東京や大阪に限らず、日本を訪れる外国人の数が急増している。訪日する観光客「インバウンド」の数は昨年末で、2,869万人。東京五輪が開催される2020年の政府目標4,000万人も視野に入る。民泊条例も改正され、受け入れ態勢も整ってきた。
アジアでは中国や韓国に続いて、インドネシアからの観光客がダークホース的な存在だ。人口は日本の倍の2億6,000万人。その親日度は想像する以上に高い。日本製品が受け入れられ、日本人の勤勉さも尊敬されている。海外旅行熱は始まったばかり。インドネシアのイオンを取材して、その「潜在的な需要は計り知れない」と予感がした。
ジャカルタ市郊外に昨年9月オープンした「イオンモール ジャカルタ ガーデンシティ」の核店舗のイオンJGC店。惣菜をスーパーの売場の前に持ってきた。「SUSHI&SASHIMI」の大きな標識。その横ではイスラム教国らしくスカーフのような「ヒジャブ」を被った女性が器用に手を動かし、たこ焼きを焼いている。「いくら何でも、焼き過ぎではないか」と思われる半端ではない量だ。週末などでは、寿司やたこ焼きが完売状態になるので、これぐらい焼いておかないと間に合わない。日本では「熱々」でないと受け入れられないが、インドネシア人は熱い食べ物を好まない。少々冷めたぐらいが、ちょうどいいのかもしれない。
それにしても、こういった“日本発”の食べ物が異国で半端なく売れていることに、改めて不思議な気がした。3年前に開店した1号店のBSD店(本誌12~15頁に海外店レポートを掲載)では、もっと売れている。インドネシアからの旅行者が日本のスーパーで、寿司やたこ焼きを買い求める可能性も高くなっている。SNSで拡散するから、「ある日、突然に」売れるかもしれない。支払いはスマホを使った「キャッシュレス」が求められている。
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「買いたくなるの境界線」を越えるために
独自の発想で進化し続けた技術開発
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