セブン‐イレブン・ジャパンは5月10日、スマホで24時間いつでも注文でき、セブン‐イレブン店舗の商品を、最短2時間で届けてくれる「ネットビジネス」を今期中に北海道全店1,000店で実施し、その後、全国加盟店に推奨していくと、発表した。
2017年10月より北海道札幌市の15店舗で実験していたもので、需要があり仕組みにも目途が立ったことから、本格展開に乗り出したもの。スマホに個店の商品約2,800品目が表示され、お客は24時間注文でき、店では受注した商品をピックアップして取り置きし、提携の宅配会社GENieのドライバーが集荷して、お客に11時~20時の時間帯で1時間ごとに指定受取時間制で、最短2時間で届ける。配達料は1,000円以上216円(税込)で、3,000円以上は無料。
これまで15店での実験では、利用は1店当り1日平均3件、3,000円だった。「ポスターだけの告知だったのでこの実績だが、本格的な実施になれば、1店当り10件で2万円が見込まれ加盟店にとって日商がオンされる」(古屋一樹社長)とみている。
半年の実績では30歳~40歳が55%、女性が7割近くを占め、お届け時間帯は19時台の夜間が最も多く、有職主婦の利用が多い。発注も夜中が多い。
新居義典デジタル戦略部総括マネジャーはネットコンビニについて「セブン‐イレブンは全国約2万店の店舗網で、1,500億円の在庫を持つ強みを活かして、お客様に一番近く早く効率的に届けられる。また、1,500億円の商品で朝昼晩のニーズに対応し2,800品目の商品に毎月100品目の新商品を発売している。こうした商品と拠点をネットビジネスに活かすことを考えた」と話している。
「高齢化、1人~2人世帯の増加、働く女性が7割という時代、さらにEC化が進む中、近くて便利というリアル店をさらに利便にするネットコンビニはセブン‐イレブンの更なる成長の大きな柱になると期待している」と古屋社長は意気込みを示している。
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