SJW店舗ウォッチング
フードスクエアカスミ 水戸堀町店
野菜や肉などの具材キットや調味料がセットになっていて、家庭ではそのまま調理するだけという「ミール(調理)キット」がネット通販などで人気だ。共働き世帯の増加などが背景にあるが、最近ではリアル店舗でも扱う店が増えている。
リアル店舗ではないが、セブン&アイがアスクルのロハコと提携して始めた生鮮ECのIYフレッシュ。昨年11月からミールキットを9アイテムで開始し、現在では11アイテム40SKUに拡大している。当初は2食分だけだったのが、4食分など容量を増やした他、「肉を抜いたメニューが欲しい」などといった要望に応え、肉抜きのメニューなどを加えていったため。こうしたメニューの改廃を含めて改良を重ねた結果、販売実績は当初計画を上回る好調ぶりという。客層別では、やはり高齢者は小容量品、若い人は大容量品の購入比率が高い。
リアル店舗では今年4月に開店した食品館イトーヨーカドー瀬谷店で回鍋肉など4品目のミールキットを初導入している。現状では同店のみの展開。テスト中としており、まだ水平展開には至っていない。
イオンは今年3月16日から関東のイオンリテール約60店舗で「献立キットCooKit(クッキット)」7品目を発売している。「彩り野菜の甘酢鶏」などで、「2人前が最短10分でできる」というキャッチフレーズで訴求。
農産部の扱いで、イオンでは野菜の提供進化の第4段階と位置付けている。第1段階は素材、第2段階はパッケージしたカット野菜、第3段階はカレーシチュー用など用途別セット野菜。そして今回のミールキットが第4段階。野菜だけでなく肉などすべての具材と調味料が揃っていて、ひと手間で調理ができる、という進化ストーリーの中での開発。ただ、価格帯が498円~880円(税別)とカット野菜の200~300円台に比べ高いことなどから、顧客への浸透はまだまだのようで、いかに理解を深めるかが課題という。
素材から、簡便調味料、レンジアップ商品などあらゆる商材が揃う食品売場で、宅配とは異なったミールキットの価値をいかにだしていくかが課題になりそう。
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