SJW店舗ウォッチング
ユニバース 十和田東店
青森県、岩手県を中心に57店舗のスーパーマーケットを展開するユニバース(本社青森県八戸市、三浦紘一社長)。同社は売場面積800坪以上のSSMを戦略的に展開していて、現在では16店舗を数える。久慈SC店、三沢堀口店などは年商40億円にもなり、一昨年11月に開店した十和田東店(834坪)もすでに30億円店になっている。16店の平均年商は約30億円。全体では約500億円にもなり、総売上(1,207億円)の4割を占める。「多くをアメリカに学んできて、まだ恥ずかしいレベルだが、800坪以上店が利益を引っ張っており、わが社の支えになっている」(三浦社長)と、経常利益率4.3%を誇る高収益企業の原動力になっているようだ。
同社のSSMは通路を広く取り、カートで買物がし易いレイアウト。総扱いアイテム数も1万3,000と規模の割には少ないことからも分かるように、生鮮を含めフェイシングが広く買い易い。標準化、単純化、集中化をキーワードにしたチェーンオペレーションがこうした高収益性を実現しているとみられるが、十和田東店では惣菜のバイキング、インストアベーカリーと生ジュース、コーヒーなど連動させたイートイン、しかも画像認識レジという新しいレジレス方式も実験導入するなど、新たなチャレンジも行っている。
同社は昨年10月、惣菜工場「八戸デリカセンター」を本格稼働させ、現在、米飯、おにぎり、サラダなどを供給している。さらに精肉のプロセスセンターの新築も計画する。 2018年度はみたけ店(滝沢市)のJT盛岡工場跡地への移転新築と矢巾店の11月開店を計画。他に既存店1店の改装を計画する。
今後も「毎年1店のペースで出店を続ける」とし、そのため、年間12,000人日も行っている教育研修をさらに充実させるなどで人材育成に力を入れる。同社でもベトナム人の外国人技能実習生12名をデリカセンターで受け入れている。「昔の日本人的な良さを思い起こさせてくれ、若い女性に元気をもらえる」と三浦社長の口元も緩む。
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