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No.991-2018/07/30

SJW店舗ウォッチング

ユニバース 十和田東店

ユニバースの高収益経営を牽引する、16店もの800坪SSM

No.991号

SSMの平均年商は30億円も


  青森県、岩手県を中心に57店舗のスーパーマーケットを展開するユニバース(本社青森県八戸市、三浦紘一社長)。同社は売場面積800坪以上のSSMを戦略的に展開していて、現在では16店舗を数える。久慈SC店、三沢堀口店などは年商40億円にもなり、一昨年11月に開店した十和田東店(834坪)もすでに30億円店になっている。16店の平均年商は約30億円。全体では約500億円にもなり、総売上(1,207億円)の4割を占める。「多くをアメリカに学んできて、まだ恥ずかしいレベルだが、800坪以上店が利益を引っ張っており、わが社の支えになっている」(三浦社長)と、経常利益率4.3%を誇る高収益企業の原動力になっているようだ。


  同社のSSMは通路を広く取り、カートで買物がし易いレイアウト。総扱いアイテム数も1万3,000と規模の割には少ないことからも分かるように、生鮮を含めフェイシングが広く買い易い。標準化、単純化、集中化をキーワードにしたチェーンオペレーションがこうした高収益性を実現しているとみられるが、十和田東店では惣菜のバイキング、インストアベーカリーと生ジュース、コーヒーなど連動させたイートイン、しかも画像認識レジという新しいレジレス方式も実験導入するなど、新たなチャレンジも行っている。


  同社は昨年10月、惣菜工場「八戸デリカセンター」を本格稼働させ、現在、米飯、おにぎり、サラダなどを供給している。さらに精肉のプロセスセンターの新築も計画する。  2018年度はみたけ店(滝沢市)のJT盛岡工場跡地への移転新築と矢巾店の11月開店を計画。他に既存店1店の改装を計画する。


  今後も「毎年1店のペースで出店を続ける」とし、そのため、年間12,000人日も行っている教育研修をさらに充実させるなどで人材育成に力を入れる。同社でもベトナム人の外国人技能実習生12名をデリカセンターで受け入れている。「昔の日本人的な良さを思い起こさせてくれ、若い女性に元気をもらえる」と三浦社長の口元も緩む。


今週の目次




流通羅針盤

成熟消費社会で、ウォルマート流リアル店舗経営通用せず


今週の業界トピックス

イオンワンパーセントクラブ 中国との友好親善を促進
マックスバリュ西日本 広電ストアからSMと移動販売を譲受


メーカー トピックス 味の素 クノールカップスープに野菜が主役のベジレシピ新発売

ケンコーマヨネーズ 色鮮やかなノンオイルドレッシング オーシャンブルー
ヤクルトヘルスフーズ 睡眠の質向上に新機能性食品


今週の開店情報


SJW新店レポート

GMS跡地に建設したオープンモールNSC内のフード&ドラッグ業態
 イオンスタイル 君津
新店続く激戦地区。高層マンションが立ち並ぶ好立地へ出店
 マルエツ 流山おおたかの森店
297円弁当とインストアベーカリーを集客装置として展開
 スーパーバリュー 上尾緑丘店


チェーンストア・コンビニの6月度販売概況

関東甲信越で歴史的速さの梅雨明け
全国的に気温高で夏物商材が好調に推移


マンパワーの育成戦力化とマンアワー確保の処方箋・20

― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫


食品マーケティング

マルハニチロ、業務用・冷食は多チャネル別に本格調理品
ニチレイフーズ、冷食・新商品に米飯~スイーツの強化
 *スイーツは大人の「お弁当持参」向けへ訴求
<チルド麺>東洋水産「コクの一滴 香味担担麺」(2人前)
 *8月から深いコクと香りが特徴の本格味を新発売


今週の大店立地法公示速報


交差点

激暑に命を守る!



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