(7月、兵庫県明石市に2店舗出店)
7月の豪雨で大きな被害を被った西日本。今度は連日35℃以上の猛暑日が続き、命にかかわる「酷暑」に見舞われている。そんな中で、展開する全店80店舗が「24時間営業」を続けるスーパー「ハローズ」(本部、岡山県)が60周年を迎えた。7月には兵庫県明石市に西二見店と魚住店を相次いで出店。その「原動力がどこにあるのか」を取材した。
日本標準時の子午線が通過する街・兵庫県明石市。対岸の淡路島を結ぶ明石海峡大橋が優美な姿を見せる。その明石市の西端の山陽電鉄・西二見駅前に7月5日「ハローズ西二見店」がオープンした。駅前とは言え、まだ開発が始まったばかりの空き地が目立つところへ24時間、年中無休のスーパーがオープンしたというわけだ。幹線道路を挟んで東200mには、イトーヨーカドー明石店がGMSを構えている。
ハローズはさらに、直線で3kmほど東の魚住町に7月27日「魚住店」を開店させた。地図で見ると近そうだが、隣の東二見駅からタクシーに乗った。行き先を告げると、中年の運転手は、「大黒天さんのラ・ムーがある近くで、DAIKI跡に出店するハローズの店舗でしょ?」と話し出した。「近くにディオもあって、今度トライアルが出店すると聞いてます。地元ではダイエーやイトーヨーカドーなどの『加古川戦争』の再来と言われていますよ。ドラッグのウエルシアがあって、今度コスモス薬品も出店しますしね」と、かなり業界の事情に明るい。
2店舗を立て続けに出店した二見・魚住地域は、大阪までの通勤圏で、まだ地価も安く人口が増えている地域だ。強力なディスカウンターに勝負を挑むハローズの実態に迫る。 (P08にハローズ佐藤副社長のインタビュー記事、P10~13に新店レポートを掲載)
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