(三重県・津市 イオンスタイル津南)
「ネットで注文した生鮮食品などが、ドライブスルーで受け取れる」というイオン初の試みが三重県津市に11月9日オープンしたイオンモール津南(つ・みなみ)の核店舗・イオンスタイル津南で始まった。何でもネットで注文できるのはいいが、「どうやって商品を受け取るのか?」は、個々の事情が絡まっている。自宅に届けてくれるが、その時間帯に合わせて自宅に居ないといけない。それを解決する手段が「ドライブスルー」だった。
サービスカウンターは、店舗の中側にあるのが普通だが、ここは扉を開けると、外側の通路に面している。誘導路に沿って車で乗り付けた人が、インターフォンで「番号と名前」を告げる。中から係員がインターネットで注文した生鮮食品、お米などの重い物、トイレットペーパーのようにかさの張るものを次々と運び入れてくれる。
指定した時間に商品を届けてもらえるのが、ネットスーパーの最大のメリットだが、自宅で商品を待つのも大変。「子どもを迎える行き帰りに、会社の勤め帰りに商品を受け取りたい」という潜在ニーズは強かった。
ドライブスルーをここで初めて導入したのは、共働きの世代が多く、車での通退勤が大半を占めている地域事情があったからだ。サービスカウンターの奥には、冷蔵・冷凍設備も完備、22時までは商品が受け取れるというのも、時間に追われる主婦にとってはありがたい。店内で購入した商品もドライブスルー経由で受け取れる。
「岡田屋」発祥の地で、サンバレーの名で親しまれてきた店舗の歴史は40年に及ぶ。1.6倍の敷地に拡大し、新しく生まれ変わった「イオンモール津南」。デジタル関連の仕掛けも多く、リアル店舗との「融合実験場」になっている。
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