SJW店舗ウォッチング
八王子オーパ(イオンスタイルデジタルラボ)
イオンスタイル最小の4坪の店で11万品目を取り扱う「イオンスタイルデジタルラボ」が11月29日(木)に開業した「八王子オーパ」2階で営業開始した。店内設置の2つのECサイトの画面から商品が注文できる仕組み。スマホに搭載されているクレジットカードで決済するため、店内にレジは置いていない。イオンリテールとして初めてデジタルをコンセプトとしたイオンスタイルを出店した。
「イオンスタイルデジタルラボ」には計7枚のデジタルサイネージが壁や柱に掲げている。このうち2枚でお客のスマホから商品の注文と決済ができ、4枚は商品案内などイオンリテールの情報を発信。残る1枚はイオンスタイルのキッズ売場にもあるインスタラクティブ・デジタルサイネージ「MITENE」で、AIがお客の顔・動き・画像認識してお客の姿をモニターに映す「おもしろ動画」を流している。「店内にはコンシェルジュとして女性従業員が2人常駐しているが、将来的には無人店舗としたい。当店は無限の可能性を秘めており、お客様から様々な情報を入手して改良を重ねていきたい」とイオンリテール南関東カンパニー東京山梨事業部の石河康明事業部長。「スタート地点にたったばかりで、やろうと思えば何でもできる」と同店の草摘広信店長は意気込む。
同店にはECサイトに加え、住居用品などで先着5台のお買い得品とか、先着10台のおすすめ品を販売するデジタルサイネージを設置。お客のスマホを画面上のQRコードに翳すと商品がスマホから購入できる。このサテライトゾーンの他に、柱を挟んで反対側にはイベントゾーンがあり、ランドセルや服の試着や食品の試食試飲を行う体感コーナーも設けている。
「イオンスタイル多摩平の森」のサテライト店という位置付けで、「どんどんと変化させて、ブラッシュアップしていきたい」(石河事業部長)。デジタルとリアルの融合により、4坪の店で無限の可能性を持つ。メリットは手ぶらで商品が購入でき、自宅に配達される仕組みにある。イオンが近くにない駅ナカなど人通りが多い場所に今後出店することも可能だ。
狭小商圏で成り立つフォーマットの確立がSM生き残りの条件
サミット 新プロセスセンターを川崎市に開設
イオン TPP発効直前の12月7日より豪州産PB牛肉2品目値下げ
味の素AGF 水源保全など環境活動を紹介
東洋水産 チルド~冷食の価格改定
3社とも増収減益で、人件費上昇などコスト負担増
今期はダイイチが増収増益を予想し、2社は増収減益
中国の交通機関ではスマホを使った電子マネー決済が常識に
― 生産年齢人口(働く人)激減の諸施策 ― 小澤 信夫
Eコマース時代にマッチした3世代が集う「リアル店舗」を目指す
イズミ ゆめタウン姫路
住宅地のバス通り立地の商圏を長時間営業、地元密着で堀り起こす
そうてつローゼン 梶ケ谷店
投資額や人件費を抑えて開発・運営、吹き抜け天井で、レジはセミセルフとセルフ
フードマーケットカスミ 土浦中神立店
売れ筋を追って<拡充する冷食スパゲティ>
市販用冷食で目立つスパゲティの伸び
*一食完結型だけにまとめ買いの傾向に=日清フーズ=
急がれるプラ処理問題
Copyright (C) Store Japan co. All Rights Reserved.