震災の痕跡残す旧メリケン波止場
震度7の都市直下型の大震災で6434人の尊い命が奪われた阪神・淡路大震災から24年。あの1月17日の10日前、親戚の葬儀に参列し、六甲の山手から神戸港の絶景を見た神戸生まれの記者は、震災の1週間後には東灘区の実家の片付けに追われた。今回、久しぶりに市内を回り、街の復興を目の当たりにしたが、言いようのない「空白部分」もあった。
JR三ノ宮駅の南側真正面にある「神戸そごう」の建物。震災当時は増築した部分に大きな亀裂が入り、駅前の神戸新聞会館は、中層階がへしゃげていた。その東にあったダイエーの店舗は壊滅状態だった。創業者の中内功氏が、「街の灯(あか)りを消すな」と前線本部を設け、鬼のような形相で指示を連発した場所でもある。
2015年には「イオンフードスタイル」に模様替えした。看板末尾の「by daiei」という表記が、今の状況を物語っているが、チーズやワインを店内で楽しめるスーパーの先駆けとなった。1階のワインバルコーナーから、軽快なバンジョーの響きが聞こえてきた。神戸大学・音楽サークルの学生によるミニイベントだった。ワインやビールを手に聞き入る人もいた。
神戸を支えていた港にも足を伸ばした。メリケン波止場と中突堤の間の海は埋め立てられ、広大な「神戸メリケンパーク」に生まれ変わっていた。その一角にある、陥没した岸壁と街灯が「震災メモリアルパーク」として、後世に伝える役目を担っている。
街は完全に元通り、いや以前より耐震強度を増して建て替えられた様子が“素人目”にも良く分かる。だが、三宮中心部のダイエーの跡地を見た時、24年を経てなお、ぽっかりと穴が開いた状況があるのも事実だと思った。
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